占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

停年脱サラでのフランチャイズ独立はかなり危ない。

2018年10月05日 | 人生いろいろその2
 公務員をずっと続けてきて、定年したら商売をしようとしている、
会社員勤めで50台になったが、fc契約をして、
一国一城の主になりたいなどなど、われわれの元には、
自営独立に関するご相談が結構あります。
 それで、実際にお客様から、そのフランチャイズ契約の内容を聞いて、
(そりゃ、絶対にしない方が良い。
大赤字、自己破産に一直線になるかも。)
その様な話を聞くことが、とても多いです。
 そうですね、70パーセントぐらいは、
危険なフランチャイズ契約の用に思います。
 公務員、あるいは、サラリーマンで上の指示で仕事をずっとして来られた方は、
商売、営業の経験が全くありません。
 それを良いことに、(サポートしてやるから、お店を出しませんか。)
と言う誘い文句は、大変魅力的な用にも思えます。
 ですが、最初のfc契約料金が数百万円、
お店の出店場所の選定はしてくれる物の、不動産の契約は本人名義。
 敷金も、礼金も、毎月の家賃も契約者が払うとか、
毎月数万円の上納金を納めないと行けないとか、
毎月の売り上げの数十パーセントをロイヤリティー料として取られるとか、
また、コンビニなどでは、上からの無言の圧力、
土用のウナギの日に、50人前ぐらいの鰻重を注文しないと行けない、
また、2月の節分の日に、80人前の恵方マキを、
注文しないと行けないなどなど、パワハラまがいのことも有る用です。
 で、売れ残ったら自腹を切る、赤字分は事故の給料から引かれる、
その様な話も、とても多い用です。
 それで、実際に商売を何年もしている方、
会社を自営で何年もされている方なら、
(その契約内容は酷い。そんなんでやって行けるはず無い。)
と直ぐに気付くのですが、勤め人をずっとされていた方は、
なかなか気付かない。
 (親会社がサポートしてくれるから、大丈夫。)と、
変な安心感を持ってしまう場合も多いようです。
 で、公務員さんや会社陰惨が、
骨董品販売のフランチャイズ契約、コンビニのFC契約などを考えている場合は、
お近くの占い師さんの元で、その内容をかなり吟味してもらった方が、
絶対的に安心だと思います。
 この時、一つ注意していただきたいのは、占い師さんでも、
自営で何年もお店、会社をされている方と、雇われて占い師さんを、
されている方がいるのですが、圧倒的に自営でされている占い師さんの方が、
自分自身が体験しているので、そのFC契約の欠点、
問題点をズバリと見抜く可能性が高いと思います。
 まあ勿論、大手の占い店の所属であっても、キャリア20年、
30年ぐらいで、ずっと現役で占い師をされている方に当たれば、
多くの鑑定実績がありますから、問題が有る契約なら、
あっさり悪いと見抜けるとは思いますが、占い師さんも、
ずっと、20年、30年と専属占い師をしている方は、
さすがに少ないので、まあ、自営で何年もされている占い師さんの方が、
フランチャイズの独立のご相談には、
向いているのではと、思います。
 私が毎日の用に通っているお店の近くのコンビニの前の店長さんが、
止めるとき、(実は、今度他の区のお店に移らせてもらうことになったんです。
このお店はお客様は多いんですが、ほとんど儲からなくて。)
と言う話を最後にされていました。さすがに数字は書けませんが。
 ですので、公務員、サラリーマンをされている方で、
自営で商売をされようとしている方は、お近くの自営の占い師さん、
または、大手の占い館なら、ベテランの占い師さんへ、
そのFC契約が危ないか、大丈夫かを、
判定してもらったら良いのではと、私は思います。
 今日、その様なとても危険なご相談がありましたので、書かせていただきました。

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