占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

新占い師、お客様が就くまでかなり時間がかかる。

2018年10月29日 | 占い師の裏話2
 2010年の秋、私は、占いの城コスミックに、
久々に訪れていました。
 その用件は、私のところで、数理などを教えた占い師さんを、
当時の大阪の占いのお店、占いプロダクションの社長さんのお店に、
入店できないか、その根回しで、訪れたのでした。
 ただ、本人の希望も有るので、当時は、
うらうラコウベに1週間のうち何日か、
入ってもらい占い鑑定していただくことと両立で考えていました。
 その時、葉香先生が、
(あなたも占い師さんを世話したら、最初お客様が就かなくて、
苦労するのが判るやろうな。)と言われました。
 すでに、世の中に名前が出ている占い師さんは別ですが、
まだ名前が知られていない、まだそこで初めて間がない占い師さんには、
なかなか、お客様が就いてくれない、お店に入ってくれないとのことでした。
 それと、美人の占い師さんは、その魅力で初めてでもお客様が入ったりしますが、
また、運良く雑誌やテレビに直ぐに出た占い師さんは別ですが、
不通は、なかなかお客様が就かないのが一般的だそうです。
 後、持って生まれた運の様な物も有るそうで、他の占い師は、
まずまず善いのに、何故か、その占い師さんがお店に入っている日に限って、
お客様が極端に入らない、その様な占い師もいると聴きました。
 そう言えば、私も2004年道頓堀占い横町で仕事を始めた時、
テレビに出た40歳過ぎの占い師さんがその日の鑑定人数が20名、
私が1名、50歳の占い師さんが0名と言うこともありました。
 そして、結局、教えた占い師さんは、
うらうラコウベで占い鑑定することになったのですが、
かなりフリーペーパーに長期間に渡って掲載することによって、
そこそこはその占い師さんにもお客様が就いたのでした。
 で、その紫雲先生も、今はお休みされているのですが、
また、機会があれば、うらうラコウベに入ってもらえたらと、思ったりしています。
 ですが、後になって、葉香先生のありがたみが、
本当によく判りましたね。
 ただ、一時的にお客様が就いても、占い師を長期的に続けていくためには、
やっぱり、10年は粘らないと行けない用に思います。
 お客様の方も、運勢が良くなったら、3年ぐらいは忘れている、
占いに来られないと言うのもざらですから。
 つまり、他の業種に比べて、占い師は、
抱え込んでいるお客様の数が少なくとも4、5倍以上、
それぐらいはないと続けて行きにくい職業なのです。
 後、最近は占いのテレビ番組もかなり減りました。
 昔は、路上を歩いている方が、すっと入ってこられることも多かったのですが、
今は、ネットで調べて、あるいは、お友達から聴いてなど、
その占い師さんの素性が判ってから、
予約して来られるパターンがほとんどになりました。
 そう言った意味でも、新人の占い師さんには、今は、
かなり厳しい環境になったと感じています。
 今日は、何気なく昔を想い出して、
占い師の現状について書いて見ました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする