芭蕉が訪ねた可伸庵
「世の人の見つけぬ花や軒の栗」此の庵の謂れ等
時間もあったので俳句の町須賀川へ。
有名ポイントは歩いたつもりでも市内の芭蕉足跡はまだ
たどってはいない。
須賀川は俳句の町としてユネスコ入りを目指している。
ウルトラマンを生んだ円谷監督の生地でもある。
そしてもう一人円谷幸吉の故郷でもある。
ウルトラマン(市役所)からここまでは50メートルも離れていない。
そもそも芭蕉庵なる記念館は市役所脇にあった記憶がある。
だが中に入ったことはなかった。
今は風流のはじめ館ができ、市役所駐車場から100メートルほど。
つまり中間にこの可伸庵がある。
何のことはない昔の職場思い出す電電ビルの裏手。
これもブラブラ歩くから発見できることで
ちょっとした気分が発見になった。
案内図は当然あるのでそれを見るともっと簡単。
風流のはじめ館では俳句の冬の色彩展をしている。
俳句に読まれた背景の色、圧倒的に黒が多いが意外と多彩。
鼠色、茶などもそれが見える。
江戸時代は庶民は派手な色彩は許されていない。
でも当時の庶民は同じ黒でも微妙は色合いを楽しんでいる。
改めて日本の伝統色の認識を新たにした。