バツイチ刑事の捜査記録－人質 ３

『女お前ほんまにそんなに食えるんか、残したらもったいないやないか

分かってるんか』

残すのが心配な様子であった。

『みんな食べれます。心配いりません　追加しても良いですか』

『あほ　あかん残したらもったいない　女あほかお前』と言っておこりだした。

『女てよばんといてください、強盗さん』

『強盗さん言うな俺の名前は連藤菊のすけいうんじゃ』

『そちらは』と言って横河に聞いた

『俺は横河千代のすけや』

『まるでどさ周りの役者ですな』と丸山が言ったので皆笑いだした。

『ははははは』

『やかましい　いちゃん気にしてるこというな　あほ』といって連藤が

怒り出した。そして過去を語りだした

『俺のガキのころのあだ名がどさまわりとチンドンヤ言うねんよういじめられた。思い出してもむかつく』

『俺大根役者いわれてたんや、しまいに大根になったんや。腹立つ』

といって２人とも怒り出した。

『暗い過去がおますねんな』と言って丸山が同情した。

桜井と奥村はもくもくと食べていた。

すると連藤が山本啓二と桜井にきいた。

『お前ら結婚もせんのになんで旅館に泊まってるねん、何してたんじゃ

Hしてたんか』と聞き出した。

『来月結婚しますねん。その相談です』

『あほ　結婚もせんうちにHするな　何で旅館で相談するんじゃ』

といって又怒り出した。

『お互いの両親の許可もろてます』

『親が許しても俺が許さん結婚はもっと後にせ』とわけの分からない

ことをいいだした。

すると横河が『兄貴今日日あたりまえでっせ古臭いことゆうてたら

あきま変で』といいだした。

『やかましいあかんのんじゃ』といって横河の頭をたたいた。

『ああおいしかった。』といって桜井が食べ終わった。

『お前早いのもうくうたんか』といって呆れた。

そしてみんな食べ終わった。

『たべたら眠たくなってきた』といって桜井が眠りだしたのでみんな

ねむりだした。

そこへ武田が電話してきた。『連藤人質と話させてくれ』

『今飯食うて昼ね中や後にしてくれ、みんなようくいよる大食いおんな

みんな食いよった．ははははは』と言ってわらいだした。

『昼ねしてるらしい』と武田が不思議そうに言った。

『おかしまっせ出前見てにこにこしてたさかい』といって安達も不思議

がった。『それにしても金のこといいまへんな』と八木も不思議がった

『人質も仲間とちがいますか、怪しいですね』と高木も不思議であった

金が『金と車は用意できた。いつでもいける』と少し緊張ぎみであった

『課長もう少し様子みましょうおかしいよって』と武田が言ったので

金もうなずいた。

そして何時間がたった。

『お前ら起きんかえいつまでねとんねん、もう５時やないか』

『もう５時ですかそろそろ晩御飯ですね』と桜井がお腹がすいてきた

ようであった

『女もう腹へったんかさっきあんだけ食うたやないか』

『もう５時ですよ』といって時計を見た。

奥村も『そろそろおなかすいてきました。また出前ですか』と時計をみた。

『お前ら人質やど、わかってるんか』といって連藤がどなった

『今度はなににしよかいな』と丸山もいいだした。

『ケイジお前も腹えってきたんか』と連藤がきいたので『そろそろ考えとかなあきませんね』といって桜井のほうをみた

『ケイジおまえこんな大食いと結婚してもやっていけんど。給料なんぼ

あっても足らんやないか止めとけ』

『いつもはそんなに食べません』といって桜井がおこりだした

すると奥村が『松阪肉と松茸ありますねん』

『ほんまか松茸なんか食うたことない。松阪肉もやほんなら晩飯はすき焼きやの』とにこりとして言った

桜井も『松茸と松阪肉のすき焼き最高ですね』といってにこにこした

山本も丸山もおなじであった

『しかし豆腐と糸こんにゃくがありませんねん』

『そんなもん警察にいうたらええ電話しよう』といって電話しだした。

『武田はん豆腐と糸こんにゃくたのまっさ』

『連藤金と車は用意できたから人質かいほうせえ』と武田が連藤を

せっとくした。

『そんなもんあとでええさかい豆腐と糸こんにゃくはよせえ　人質

どうなってもええのんか』と脅した

『分かったすぐ用意すると』言いながらくびをかしげた。

『訳の分からんこというとるでなんで糸こんにゃくと豆腐やねん』

『あいつら中で何しとんねんやろ』といいながら不思議がった


今日はここまでです