Play the Blues Back to Back / Duke Ellington and Johnny Hodges
「デュークエリントン」を知らなくても、多くの人が「A列車で行こう」という曲を聴いたことのあると思います。その「A列車で行こう」を演奏しているのが「デュークエリントン楽団」で、そのバンドのリードアルトを吹いているのが「ジョニーホッジス」という人です。
前置きが長くなりましたが、そんな二人のブルースアルバムがこちら。「Play the Blues Back to Back」。メンバーは、ピアノにエリントン、アルトサックスにホッジス。他には、ハリー・エディソン(tp)、レスリー・スパン(g)、アル・ホール、サム・ジョーズ(b)、ジョー・ジョーンズ(ds)。といった面々。Tpのハリー・エリソンはベイシー楽団に在籍していたひとでもあります。
ということでこのアルバム。奇をてらったアレンジをするわけでなく、リラックスした雰囲気の中、ご機嫌にブルースを肴に楽しんでいる。そんな空気です。でもやはりジョニーホッジスの音に耳がいってしまう。艶やかにのびるその音は唯一無二。彼の音だから、無駄にアレンジに凝る必要がないわけですね。
ブルースというのはジャズの基本というかルーツというか。やはり時々こういったところに戻ってみるというのは大切だし、落ち着くなぁと思いました。
1.Wabash Blues
2.Basin Street Blues
3.Beale Street Blues
4.Weary Blues
5.St. Louis Blues
6.Loveless Love
7.Royal Garden Blues
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