昨日さて寝よう~と床にはいった。しばらくすると、カブがやってきた。いつもの様に、撫でて~撫でて~攻撃が始まるものだと構えていたけど、一向に始まらないので、様子を見てみるとなにやら一点を見つめて固まっている。この兆候ははっきり言ってあまりよろしくない。枕もとのスタンドに電気をつけ、カブの視線の先に目をやると、そこにはゴ、ゴ、ゴキブリがあああああ、おるではないか!!目が飛び出そうになったわ。びっくりした私はぎゃああと悲鳴をあげ飛び起きた。カブとリンはその声に驚いて飛んで逃げた。もしやゴキブリも逃げたか?と思ってみてみたら、まだそこで固まっていた。そうやわな、彼に声は聞こえへんわな。あああ、このゴキブリ一体どうしよう。。。この家に来てからというもの、ゴキブリの姿を見たことなかったので、殺虫剤なんてない。猫もおるしそんなん撒きたくない。かといって、このままでは寝られへん。殺すことも出来ない私は、仕方がないので勇気を出してティッシュを取りに行き、それで捕まえて外に逃がすことにした。ゴキブリやで、捕まえたことなんか1度もないし。。ああ、怖い!!!そこで私はこれはゴキブリではない、カナブンや、カナブン、これはカナブンなのよ~!(なんでカナブンかと言うと、前の日に家の中で見たの)と自分を暗示にかけ、カナブンに見えてきた(そんな訳はない)ゴキブリをえいやと捕まえた。ひどい抵抗にあったらどうしようと思ったけど、あるいはもう死んでるとちゃうやろか?と思うくらいあっさりとおとなしく捕まってくれて、窓からゴキを放り投げましたがな。そのティッシュはトイレに流し、エタノールでゴキのいた辺りを消毒し、手も綺麗に洗ってやっと眠りつくことが出来た。でも、今晩は悲鳴のショックのせいか、カブもリンも私には寄ってこなかった。ま、そのおかげで私は安眠できましたけどね。ああ、でもほんまに怖かったわ。
