que sera, sera なるようになってるよ~!

2027年W杯に行けることを祈りながら、歌舞伎を楽しむ児太郎さんと隼人さん贔屓の毎日

南座 三月花形歌舞伎

2022-03-15 09:26:48 | 歌舞伎よもや話

去年から始まった南座での花形歌舞伎、今年も開催されました。去年は香港だったのでいいなあ、行きたいなあって思ってました。ミレールでの配信もなかったし。だから、昨年末に開催されるって聞いた時はやったー!って思いました。何回行こうかと配役を見て悩んで初めは午前の部と午後の部1回ずつで、午前を一等で午後は三等でいいやと切符は友達に頑張って撮ってもらいました。友達は切符取りの名人で一等はかぶりのドセン、三等は6列目のセンターを取ってくださいました。ほんといつもありがとうでございます。始まるまでに切符売れてるかな〜、とちょこちょこサイトに入ってるうちにもう一回くらい追加しようかなと言う気になって、二等の席を追加しました。そして、3月6日に1等のかぶりのドセンで観ました。

 





 

幕が開いてすぐに吉太朗くんともう一人チンピラが座っててお茶屋の娘がりき彌ちゃん。お芝居が終わるまでもう一人のチンピラ役の子がわからんかったんやけど、終わってパンフレットを見て、歌之助や!って気がついた。なかなかイケメンでした。吉太朗くんの立ち役も格好よかった、男らしかったわ!番町皿屋敷は踏み躙られた男の純情のツケがお菊ちゃんを殺すハメになるんやけど、あまりの身分違いの恋やしつい疑ってしまう気持ちはわからなくもないから、この結末は悲しいなあって。壱くんの思い詰めた表情がよかったです。隼人くんはちょっと前の隼人くんとは大分違っていて成長してはる。最近ニザ様に鍛えられてるだけあるよねえ。隼人くんはガタイもでかいので、将来コタくんの相手役になって欲しいものだわ。そして芋掘長者は番町皿屋敷でドヨーンとした気分を一掃してくれる楽しい演目。なんと、南座では70年ぶりとからしいです、出るの。番町皿屋敷も50数年ぶりとかって。貴重なもの見せていただいてありがたや〜。みっくんはお家柄踊りはお上手なのに下手な踊りするのも大変やろうなと思いながら、通常踊りでは寝てしまう私やけどこの演目は3回とも寝ることなかったわ。(笑 そして、2回目は3月11日に二等席で午前の分をアゲイン。三階の1列目の右の角でした。

上手が見切れるけど花道もよく見えたのでよかったです。で、3回目は大千穐楽の3月13日の午後の部をみました。

 



私の好みでは午前の部のカップルの方が好きやなあ。米ちゃんは綺麗やけど色気がないのが残念。お皿を割るまで思い詰めてない感じがした。芋掘長者はみっくんと隼人くんが友達の方が良かったかなあ?などと感じつつ花形歌舞伎の幕が降りました。この花方歌舞伎は今後も毎年南座でやってくれはること、心から願います。もっと関西でもたくさんの歌舞伎が見たいし、関西の役者さんも出番を作ってあげてほしい。松嶋屋さんのお弟子さんや成駒家さんのお弟子さんたちが結構出てはったのも嬉しかった。6日のかぶりで見た時、佑次郎さんが目の前でちょっと横に翫政さんの顔が見えた時は、紀尾井町夜話を思い出しなんか笑そうになった。(笑 花形歌舞伎、来年も楽しみです〜!

 


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