玉様が文字通りお年玉公演を松竹座で開催してくださいました。
一番安いお席が1500円どすえ。格安すぎて驚きました。私はそれより一個上の3000円のお席で観劇しました。2階の1番後ろの席やったけどよく見えましたわ。口上と黒髪と天守物語をちょっとそして由縁の月。口上ではお母さんが腰元のお役で台詞が言えたら戻っておいでといわれたそうで、帰ることはできませんでしたとおっしゃってたけど、やっぱりこの世界がお好きやったんやろうな玉様。天守物語では先月の歌舞伎座の映像を使って亀姫と富姫の二役。よく考えはったなあって思ったわ。エンターテイナーよねえ。そして、先日は文楽の二部と三部を見て来ました。二部は伽羅先代萩。和生さんの政岡、よかった。でも所々うとうとしてしまって申し訳ない。。。千松は歌舞伎より容赦ない殺されかたするんやなあ。。。可哀想。床下の段では歌舞伎では仁木弾正やけど名前が違うんやねえ。面白い。そして三部は俊寛と八百屋お七。俊寛は玉男さまです。もうつい人形より玉男さんを見てしまうけどちょっとうとうとしたのは内緒(笑 せやけど、俊寛は人形より人間の方が感情の機微がわかるのでいいのかなって思ったり。お七はなるほどそれでそうなるのかって歌舞伎ではない場面やってくれるので文楽は好きです。最後のシーンはてんやわんやで手に汗にぎりました。最後人形遣いの皆さん肩で息してはった。ほんま、あれの動きはむっちゃ大変と思うわ。この演目は最後までうとうとせずに見れました。文楽は義太夫さんの語りがつい眠りを誘うのよね。私は歌舞伎好きやけど、見てて面白いのは文楽です。たのしかった〜。