10月9日には藤山寛美さんの追善公演を見てきました。両親が見たいと言っていたのもあったけど、萬次郎さんや亀鶴さんに宗之助さんが出てはると知って、これは見に行かないと〜って思ってました。オケピでお安いチケットの案内がきてたのでそちらで予約をしてみました。お席は当日出ないとわからないということだったので、まあどこでもいいやと思ってたけど、ほぼ最後尾の上手でしたが思ったより良く見えたよ。初めの演目はえくぼ。ちょっと容姿のことを扱う物語なので今の時代にはちょっと。。。なシーンもあったけど、まあ昭和の話やね、最後はハッピーエンドでよかったです。その後は寛美さんの懐かしの映像。いやあ、面白いわあ。出てきはるだけど、笑えてくる。天才やねえ。TVでもっとやってほしいなあ。そして最後ははなのお六。直美さんがこれには出てはるんやけど、彼女もうまいわ。亀鶴さんが優しい親分の役やったんやけど、格好良くて惚れそうでした〜。萬次郎さんは立ち役で初めてみたかも。宗之助さんが花道をかけていくシーンの前に馬を引けいとやるところ、なぜか笑いが起きてそこはちょっと不思議でございましたの。お話は鼻がとびっきりきくお六のおかげで最後はめでたしめでたし。舞台が歌舞伎の舞台そのままでとても綺麗な舞台やった。歌舞伎風のだんまりなんかもあって楽しめましたよ。両親も喜んでいたのでよかったわ。
そして、翌日は新歌舞伎座へ野田マップのQ A NIGHT AT THE KABUKIを観てきました。ロミオとジュリエットを平家と源氏に変えて、Queenの歌に合わせて話は進みます。かなり真剣に見るのでちょっとときどき疲れてうとうとしてしまった私。。。(笑 いやあ、松たか子さんはうまいねえ。野田秀樹さんが吉本新喜劇の俳優さんに見えて笑えましたわ。野田秀樹さん、こんなストーリーどうやって生まれてくるんでしょうねえ。すごいなあ、来年のQのストーリーももう出来上がってるそうです。新歌舞伎座初めてで今回は三階の1列目のお席でよく見えたけど、ちょっと前の手すりが邪魔になってみにくかった。。。松竹座と一緒やね。抽選やし席が選べないから仕方ないねえ。でも、チケット当ててもらえてよかった!