シャアバーンに際して
今日でシャアバーン月3日です。紹介するには少し遅れましたが、シャアバーン月に任意の断食が奨励されることを以下に載せます。
ラマダーンに備えて、精進しましょう。
アッラーのお力添えがありますように。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【ハディース①】
ウサーマ・イブン・ザイドは言った:アッラーの使徒よ、私はあなたさまがシャアバーン月ほど違う月に断食されるのを見たことがありません。彼は言われた:《その月こそが、人々が忘れがちなラジャブとラマダーンに挟まれた月。その月に諸々の主に全行為が上げられるのだが、私は自分の行為が断食している間に上げられるのを好む。》(アブー・ダーウードとアン=ナサーイー他が出典)
※しもべの行いは毎日、一週間分の行いは月曜日と木曜日、一年分の行いはシャアバーンにアッラーに提示されることについて二つ見解があります。
1.この「行いの提示」には英知があり、アッラーには隠されるしもべの行いなど何もないけれども御自身の好きなしもべにそれを知らせ給います。
2.一日分の提示は細かく、一週間分の提示、一年分の提示・・と間隔が大きくなるにつれて、提示されるときの詳細度が大まかにります。
【ハディース②】
アーイシャは言った:アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は、シャアバーン月を断食する月として好まれ、ラマダーンに続くようにして断食されました。(アブー・ダーウード他出典)
【ハディース③】
アーイシャは言った:アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は、断食を解かれないのではと私たちが思うほどに断食をされ、また断食しないのではないかと私たちが思うほど断食されないこともありました。また、ラマダーン以外の月に断食を一ヶ月で完結されることを見たことがありません。そしてシャアバーン月以上に断食されたのを私は見たことがありません。(アル=ブハーリーとムスリム出典)
※ムスリムによる他の伝承には、「彼はシャアバーン月に少ししか断食されなかった」ともあるため、シャアバーン月に多く断食していた年があり、そうでなかった年もあったということでしょう。もしかすると、シャアバーン月の断食をムスリムたちに義務だと思わせてしまうのを避けるためだったかもしれません。イブン・ラジャブという学者は、「ラマダーンに入って突然の断食で疲れてしまわないよう、体を徐々に慣らしていくという目的のシャアバーン月の断食が奨励されるのかもしれない」と言っています。
これらのハディースから、シャアバーン月の断食の得がどれほど大きいものか分かると思います。ハディースに倣い、一月全部を断食するのではなく、その多くを断食するのが良いです。また、ラマダーンが始まる前の1,2日間はハディース(アル=ブハーリー出典の、ラマダーンの一日か2日前に断食をしてはいけない。その日にすでに断食をしている者は別で、その者は断食を済ませること、というハディース)に基づき、断食をするべきではありません。
今日でシャアバーン月3日です。紹介するには少し遅れましたが、シャアバーン月に任意の断食が奨励されることを以下に載せます。
ラマダーンに備えて、精進しましょう。
アッラーのお力添えがありますように。
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【ハディース①】
ウサーマ・イブン・ザイドは言った:アッラーの使徒よ、私はあなたさまがシャアバーン月ほど違う月に断食されるのを見たことがありません。彼は言われた:《その月こそが、人々が忘れがちなラジャブとラマダーンに挟まれた月。その月に諸々の主に全行為が上げられるのだが、私は自分の行為が断食している間に上げられるのを好む。》(アブー・ダーウードとアン=ナサーイー他が出典)
※しもべの行いは毎日、一週間分の行いは月曜日と木曜日、一年分の行いはシャアバーンにアッラーに提示されることについて二つ見解があります。
1.この「行いの提示」には英知があり、アッラーには隠されるしもべの行いなど何もないけれども御自身の好きなしもべにそれを知らせ給います。
2.一日分の提示は細かく、一週間分の提示、一年分の提示・・と間隔が大きくなるにつれて、提示されるときの詳細度が大まかにります。
【ハディース②】
アーイシャは言った:アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は、シャアバーン月を断食する月として好まれ、ラマダーンに続くようにして断食されました。(アブー・ダーウード他出典)
【ハディース③】
アーイシャは言った:アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は、断食を解かれないのではと私たちが思うほどに断食をされ、また断食しないのではないかと私たちが思うほど断食されないこともありました。また、ラマダーン以外の月に断食を一ヶ月で完結されることを見たことがありません。そしてシャアバーン月以上に断食されたのを私は見たことがありません。(アル=ブハーリーとムスリム出典)
※ムスリムによる他の伝承には、「彼はシャアバーン月に少ししか断食されなかった」ともあるため、シャアバーン月に多く断食していた年があり、そうでなかった年もあったということでしょう。もしかすると、シャアバーン月の断食をムスリムたちに義務だと思わせてしまうのを避けるためだったかもしれません。イブン・ラジャブという学者は、「ラマダーンに入って突然の断食で疲れてしまわないよう、体を徐々に慣らしていくという目的のシャアバーン月の断食が奨励されるのかもしれない」と言っています。
これらのハディースから、シャアバーン月の断食の得がどれほど大きいものか分かると思います。ハディースに倣い、一月全部を断食するのではなく、その多くを断食するのが良いです。また、ラマダーンが始まる前の1,2日間はハディース(アル=ブハーリー出典の、ラマダーンの一日か2日前に断食をしてはいけない。その日にすでに断食をしている者は別で、その者は断食を済ませること、というハディース)に基づき、断食をするべきではありません。
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