私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

南海トラフ地震の危険度が増してきたのか?

2018年12月12日 | 危機管理
今朝の朝日新聞一面トップに気になる記事が掲載されていました。

政府の中央防災会議が去る11日に、住民や自治体、企業が取るべき防災対策を整理した報告書案を示したとのことです。





私の記憶では以前、南海トラフ地震の危険度は「30年以内に70%の確率で起きる」と記憶していたのですが、今回の発表では「30年以内に70%〜80%の確率で起きる」となっていました。

色々な調査の結果、予想想定が上がったのでしょうか?私のこと記憶違いなのでしょうか?
記憶違いであれば良いのですが、過去の例からして、それが70%であろうと80%であろうと、起こることは間違いが無いことです。

異常現象の確認で発生の恐れが高まっていると判断できる場合もあるようで、気象庁も異常現象の調査を始めたようです。

地震を予知すると首相が「警戒宣言」を出すようになっていたが、中央防災会議は「警戒宣言では国に判断を委ねていたが、国民や地域、企業が考え被害を減らすしか無い状況になった」と言っており、いよいよ危険度が高まってきたと判断した方が良さそうです。

南海トラフ地震では最大で32万人の死者が想定される大地震で、どのように備えても防ぐことは無理ですが、起こった後の結果はその備えによって大きく変わることでしょう。
最低限1週間分の飲み物、食料を備蓄し、情報収集のために1週間分のスマホの予備電源(バッテリー)も準備が必要かと思います。
このバッテリーはキャンプ用などで開発されたもので、スマホなど30回分程度以上の充電が可能なので、電波が来ていればの話ですが、家族4人でも1週間は通信が可能となります。

いずれにしても起こることは間違いないと判断し、本格的な準備を始める時がいよいよ来たのだと自分に言い聞かせることが大事です。

東京都の宅建協会でも、現在危機管理対策マニュアルの作成を急いでおり、年内に骨子を固める準備を進めているところです。
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