今朝の朝日新聞に『「おとり」物件、業界が排除』と題した記事が社会面に掲載されていました。
私の所属する宅建協会練馬区支部でも、つい最近おとり広告で公正取引協議会から罰金を申し渡された業者を呼び、業務改善指導をしたばかりです。
架空の物件や既に契約になった物件、もしくは存在するものの実際の賃料よりかなり安く広告したりしていました。
新聞記事を読むと、違反を犯した業者は一定期間不動産ポータル . . . 本文を読む
一般消費者には解りにくい裏事情ですが、大手不動産会社の仲介部門は手数料率(利益)を上げるために他社を排除し、売主・買主双方から手数料を受領する業界で言う「両手」しか取引をしません。営利企業なのである程度は止むない事ではありますが・・・・
宅建業法では、売主が某大手不動産会社に売却を依頼した場合、宅建業法では流通機構という業界内の情報網に依頼を受けた物件の情報を公開し、早期決着すること . . . 本文を読む
本日14:00より、水道橋の住宅金融支援機構の1階すまい・るホールにて、JARECO(日米不動産協力機構)の設立シンポジウムが開催され、宅建協会の仲間と参加して来ました。
かなり興味深い話しを聞く事が出来、大変勉強になったのと共に、日本の不動産市場が抱える問題点も明確になりました。
その一つが住宅ストックの流通、ようは中古住宅流通です。
最近では空家率が30%とも言われ、あちこちに空家看板が目 . . . 本文を読む
今月初旬にも同じ話を書かせて頂きましたが、またまた別件で同じ事件が起こっています。
それも複数回、それぞれ別の大手不動産仲介会社です。
売り主様から売却を依頼された際、専任媒介契約では7日以内、専属専任媒介契約では5日以内に指定流通機構(レインズ)へ登録をし、広く一般に情報を公開しなければならない決まりとなっています。
昭和54年~55年にかけてS不動産が仲介に力を入れ、多店舗展開をするために . . . 本文を読む
昨日(10月8日)飯田橋にある不動産協同組合の会議室にて情報事業委員会が開催され、私は今期情報事業委員会の委員に任命されていますので会議に参加してきました。
今回の重要議題は、我々不動産会社にとって貴重な情報源となる不動産ポータルサイト「ハトマークネット」の認知度アップ・機能アップです。
このハトマークネットは不動産情報の公開サイトとして(社)東京都宅地建物取引業協会が立ち上げ、東京都不動産協 . . . 本文を読む
日本での不動産業に掛かる手数料は、国土交通省が宅地建物取引業法の中に定めています。
あくまでも上限規定ですが、法の定めによって手数料は決められており、独自のサービス・独自の規定によって手数料を受領すると法律違反となります。
何年か前に○○○○という賃貸業界では最大手の不動産会社が行政指導を受けました。
「上限規定を超える手数料を受領した」容疑です。
賃貸の仲介手数料は世間の一般常識では「借りる側が . . . 本文を読む
我々の業界にもインターネットなどまったく不要な業態で仕事をしている不動産会社も多々あります。
すべての人にインターネットが必要だとは言いませんが、エンドユーザーとの接点を持ちながら仕事をする会社にとって、インターネットをどう使うかは今後の椅子取りゲームにかなり影響がありそうです。
今日はその一事例としてリゾート業界の話をさせてください。
私が参加している「Real_Next-1」という不動産会社 . . . 本文を読む
まずは一般消費者の方も理解できるように、最初に「レインズ」の説明をさせていただきます。
レインズとは「Real Estate Information Network System」の略で、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステムの名称です。
指定流通機構の会員不動産会社がパソコンやFAXを利用して、機構内に設置してあるホストコンピューターから不動 . . . 本文を読む
ちょっと前の住宅新報(業界新聞)に仲介手数料の減額競争の話しが出ていました。
手数料を半額、あるいはゼロにしても早く物件を決めて「大家の信頼を得て仕事を増やそう」という戦略の話しらしいのですが、それは本当にそうでしょうか?
手数料が安くなる、あるいは手数料が無しになる、は「ユーザーにとっては嬉しい限り」ですが、本当に喜んで良いでしょうか?
裏事情を言わせていただくと「ただより高いものは無い!」とい . . . 本文を読む
早速FDJの浅見編集長からトラックバックをいただきました。
先ほど書いた記事内のアドパーク社長と浅見編集長が対談された際、アドパークの社長から今後の方針についての指針が示されたようです。
私としてもアドパークは発足当初の会員として(今は会員ではありません)画期的な業界初の情報サイトという観点からも老舗の意地と根性と、今後の指針を明確に示していただきたいと願っていたところです。
アドパークも頑張れ! . . . 本文を読む