お客様から「アパートの軒下に蜂が巣を作っている。」との連絡が入り確認に行ってきました。
現地のアパートに行ってみると、ソフトボールぐらいの大きさでしょうか?バウムクーヘンのような模様の少しいびつな丸い巣がありました。
形からしてどうやらスズメバチの巣らしい。
しばらく観察していると、1センチ程度の穴から蜂が出入りしていましたが、よく見るとどうやらキイロスズメバチのようでした。
恐る恐る部屋の内側から窓を開け、そして雨戸も開けて様子を見ると、ベランダの下には蜂の死体が3匹ほど落ちていたので、どうやらキイロスズメバチ同士が巣の取り合いをしたのか?はたまた別の蜂の巣をスズメバチが乗っ取ったのか?
いずれにしてもこれ以上大きくなるともう恐ろしくて駆除出来なくなるので、早速事務所に戻って駆除の準備です。
まずは大きなゴミのビニール袋を破られないように2枚に重ね、厚手のパーカーを着て麦わら帽子にネットを被せて刺されないように準備。
手袋も厚手のゴム手袋の上から軍手をはめて完全防備です。
念の為蜂撃退用のスプレーも準備して現地に向かいました。
そして暗くなってスズメバチの動きが弱くなったところでビニール袋を勢いよく巣に被せ、根こそぎ巣を取りました。
そうしたらいきなり巣から出てきて袋の中でブンブンブンブン大暴れ、このままだと二重にした袋を破って出てきそうなので、スズメバチの退治用のスプレーを袋のなかに吹きこんでなんとか解決です。
これがあと一回り大きくなっていたら?蜂の数も一気に増え、危険すぎて駆除できなかったでしょう。
このアパートは公園のすぐ脇に有り、昼間は子供達が大勢遊んでいます。
恐ろしいことです。
地球温暖化でどんどんこういうことが東京都内でも起こるようになってきました。
一昔前まで東京都内でスズメバチが巣を作ることは珍しく、郊外の古い家屋や森などがある場所にしか巣を作らなかったです。
今ではこんなアパートの軒下にまで巣を作るようになりました。
本当に恐ろしい話しです。
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