私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

アメリカ不動産業界大変革

2006年02月16日 | 海外不動産事情
私が1ヶ月前に見てきたアメリカ(ニューヨーク)、聞いてきた不動産業界の事情と、帰ってきてからいろいろと調べ上げた内容とが微妙にずれてきました。
これは何かというと実に今現在アメリカの不動産業界は大きく変わろうとしている最中だったからです。
表題の写真はManhattan MLSのWebsiteですが、右上に全米リアルター協会(NAR)のMLS認定シールが付いています。
ということは我々がニューヨークをおとづれた際に聞いてきた「ニューヨークにはMLSが存在しない」という事実と相反します。
実際に3年ほど前からこのManhattan MLSは存在していたようです。

いつも海外最新ニュースでお世話になっているFDJの浅見編集長が今年の1月14日付でZillow.comの記事をほんの少しですが掲載していました。
僕自身これ何?だけで終わってしまい気に留めることもなかったのですが、今朝方アメリカ滞在中に非常にお世話になった田中和代さんから貴重なメールをいただきました。

それは何かというと、2月8日付けで掲載されたCNN Money の記事でした。
僕は英語の理解力が無いので間違っていたら申し訳ないのですが、Zillow.comの出現によって不動産業界が得てきた手数料と仕事のあり方が大きく変わろうとしているというものです。
斡旋業であった不動産業界ですが、インターネットの出現でユーザー自らが物件を探せるようになっており、今回のZillow.comの出現で自分の不動産の価値・価格までも査定できるようになっているようです。
こうなってくると果たして物件の斡旋だけで現在の手数料のあり方がよいのだろうかという投げかけです。

日本は良くも悪くもアメリカの影響を大きく受けて現在に至っており、数年後或いは2~3年後には、現在アメリカの不動産業界で起きていることが現実のものになりそうな気がします。






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