日経新聞Web版によると、国税庁は7月3日に2017年分の路線価を発表しました。
これによると全国約32万5千地点の標準宅地は0.4%のプラストなり、2年連続で上昇したと報じています。
また32年連続で日本一となった中央区銀座の「鳩居堂」前は1㎡当たり4,032万円となり、過去最高だったバブル直後(1992年)の3,650万円を上回ったとのことです。
この銀座の地価上昇は、訪日外国人客増加によるホテル需要や諸施設の再開発などによる影響も大きいとのことです。
地点毎に見てみると地方圏では下落しているところが多く、開発が進む大都市圏での上昇が全体を引き上げていることが解ります。
日経新聞では締めくくりとして、「東京都心部の地価上昇には一服感があり、価格は緩やかに下落傾向となるのではないか」とし、都市部の地価上昇が続くかは不透明だとしています。
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