私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

ドローンの飛行許可下りました。

2018年06月17日 | 仕事に関すること

先月末、国土交通省航空局へドローンの飛行許可申請を出していましたが、6月6日付で飛行許可が下りてきました。

私が申請したドローンの機体は、アメリカGoPro社が発売している「Karma」という名称の物です。

ドローンの独占企業、中国「DJI」の主だった機種は国土交通省に機体の届出が有り、比較的すんなり許可が下りるのですが、私が購入したGoPro Karmaは国土交通省に届出が無いため、いろいろと細かな仕様などのデータ提出を求められ、それに結構手こずりました。

ドローンを飛行させるためには、操縦する人間のスキルに関する審査と、車の車検と同じく、機体に関する審査が有ります。

ですので、許可証には許可番号が2種類付いています。

たった1枚のペロンとした紙切れ一枚ですが、これ無しに飛ばすと車検切れした車を無免許の人間が運転するのと同じです。

また航空法では飛行禁止エリアが明確に決められており、航空法違反は刑法犯となるので、場合によっては前科が付くし、罰金は50万円以下と結構重罪です。

警察官を殴ったりする公務執行妨害罪が禁固または罰金50万円以下とのことなので、これに匹敵するほど重い罪になります。

飛行許可が下りたからどこでも好きなだけ飛ばせる訳では無く、一定のルールに則って飛ばさなければならない訳ですが、そもそも当社の場合、遊びで飛ばすと言うよりは、足場をかけるのが大変な屋根や高所の壁面調査など、建物簡易診断・状況調査のために飛行させるのが目的です。

ですので、選んだ機種も飛ばして楽しむという部類の機体では無く、撮影を主目的としたカメラ重視のあまり飛行速度は速くない機種です。

撮影が主目的なので、飛ぶと言うよりも、その場でじっとホバリングし、一個所に固定されたように揺れないで動かない事が大事になります。

ドローンレースなどでは操縦性とスピードが求められますが、当社の機種はこれとは全く真逆な機種となります。

やっと正式に許可が下りたので、これから必要なときに必要な場所でドローンを飛ばし、建物状況調査を実施して行きます。

高所の確認が出来ず困っている物件が有りましたら、調査にご協力しますのでどうぞお気軽にお問い合せください。

E-Mail:info@rabbithomes.co.jp

TEL:03-3926-0486

実際に飛ばす際には、「物珍しさで人がよってきて危ない」と言う話しも聞きますので、写真のような注意喚起の立看板を置き、なおかつ複数人で安全を確認しながら調査飛行をして行きます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 空撮用ドローン「GoPro Karma... | トップ | 油断大敵 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿