Googleデスクトップ検索ベータ版

平成17年3月15日、「『Googleデスクトップ検索』日本語版ついに登場」のプレスリリースが流されました。

この時期はまったく休みが取れないほど忙しい時期なのでなかなか使ってみる時間が取れず、やっと今日になってダウンロードし使ってみました。

まだまだ初日なのでコメントらしいことは言えませんが、インターネット上の情報を探すのと同じ感覚で自分のパソコン内に埋もれてしまったファイルを全文検索で探せるということです。

人それぞれ使い道は違うのでしょうが、私もパソコンを使い始めてから大分経つのでファイルの数にして約６万件程のデータが入っています。
いろいろとジャンル分けをしたり、細かくカテゴリーごとに分けたりしていつでも引き出せるように仕分けをしているつもりなのですが、たまに「ついこの間作ったファイルを何処にしまったか思い出せない」ことがあります。
ウィンドウズにもファウル検索機能はあるのですが、６万件もの検索はかなり待たされることもあり、あまり使い勝手が良いとはいえない代物です。

今回の「Googleデスクトップ検索ベータ版」はその点実に早い！
瞬時といっていいほど待ち時間無く表示します。
ストレスゼロ！
その都度検索をかけるのではなく、パソコンのアイドル中にパソコン内のファイルをすべて調べ上げ、キャッシュに溜めておくようです。

私が一番便利だと感じたのがメール検索機能！
リロケーションという仕事の性格上海外居住者の方も多く、メールでのやり取りはかなりの数にのぼります。
逆に言うとお客様とのコミュニケーションは電話では無くメールが主です。
メールの方が言った言わないが無く、記録も残るので仕事の正確性も高まります。
ところがこのメールの記録として過去５年間分まで保存しますのでかなりの量になります。
Outlookにも全文検索機能があるので埋もれたメールを探し出すことは可能です。
しかしフォルダ内検索ならばそれほど待たされませんが、全フォルダに検索をかけるとメール数で２万件ほどになりますので結構待たされます。
これが「Googleデスクトップ検索ベータ版」だと他のファイルと同じく瞬時に表示されます。
しかも前からのGoogle同様にアンド検索・マイナス検索・フレーズ検索などの高度な検索機能を使えますので本当に探したいファイルをいち早く見つけることが可能となり、ますますパソコンが便利になります。

まだまだベータ版なので今後更なる改良が加えられ、もっともっと使いやすくなるのでしょうが、あまり便利になりすぎるとファイルを保存する際にジャンル分け・カテゴリー分けをせず、「何でもかんでも同じところにしまっておいて後で探せばいいや！」と不精になる人が増えるような気もしなくは無いのですが・・・・

下記リンクからダウンロードできます。
一度お試し下さい。