息子の夏休みが始まっています。。。。
来春は高校受験だというのに、なかなか勉強する気に
ならないようです。
まぁ、ラッコも必要性の感じないものには無関心でしたので、
一概に息子を責める訳にはいかないなぁと思っています。。。。
でも、息子よ。
いつかはお前も、父・母の元を巣立たなければならない。。。
どんな形ででも、巣立たなければならない。。。
社会の中に楽しい仕事なんて、そうそう、あるはずがないのです。
企業や他人のために、自分の時間と能力をすり減らすからこそ、
明日もお前が生きて働きに来れるように食べるためのお金がもらえるのです。。。
そして、将来はそれで、お前も自分の家族を養っていかなければならない。
父も母も、そのときのお前を支えてやることはできないでしょう。。。。
色々な事や、物や、人に触れて、自分の向かう方向を自分自身で
探し当てることが、これから先の学生生活で一番大事な勉強だと父は思います。
しかし、それをただちに今の君に求めるのは、荷が重いことでしょう。
だからこそ、今は一見、無意味に感じるような、社会の知識や語学や
数学の計算が必要なのです。。。。。
それが社会生活の基礎になるものとされているからです。
その基礎力がどの程度あるかでお前の受験できる学校が決められ、
哀れなことに、後々の人生のレールにも影響してしまっている。
日本社会は、受験戦争、学歴偏重のトラウマを引きづったままなんだ。
人間を点数でしか、評価しようとしない悲しい社会なのです。
そして、もう一つ、提言を。。。
自分が一生付き合っていける趣味を持ちなさい。
絵画でも、スポーツでも、音楽でも。。。。
それが、これから先、お前の人生を、ほんの少しだけ明るくしてくれます。。。
ずいぶんとプレッシャーをかけることを書きましたが、
将来を恐れることはまったくありません。
身の回りには、お前を嫌う人間も出てきますが、一方で心底、お前を
評価してくれる人間も、びっくりするくらい、たくさんいるものなんです。。。
お前さえ、一生懸命にやっていればね。。。
ぬくぬくとしたベットを飛び出して、さぁ、世の中にチャレンジしてごらん。。
まだ、まだ戦いは始まったばかりだ。。。。
ラッコマンオリジナルソングス
「少年」 http://www10.plala.or.jp/raccoman/snenn.htm