■ラッコマンの喫茶室■

北海道からオリジナルフォーク、クルマの話題などを発信します。

セフィーロ vs カムリ その弐

2011-06-20 | クルマの話題



こちら、現在のラッコマンカーになった平成13年式「カムリ・SXV25」です。
カムリ・グラシアと呼ばれていた車のマイナーチェンジ版です。

2200CC、4気筒、4WDです。。。。
このクルマの長所は、何といっても静粛性でしょうね。。。。
やわらかいサスペンション・セッティングのお陰で、6気筒以上に
静かな走行性を発揮します。。。。

そして「壊れない」という点。。。
これはもう、トヨタ車の専売特許なのではないかと思えるくらいに
壊れる不安はまったくありません。。。

4WDは、冬道は本当にありがたい装置です。。。
坂道で昇らなくなる心配をしないで済むということは、北海道のクルマには
必須のアイテムかもしれません。。。

その分、クルマとしての面白みは間違いなく、スポイルされてしまいますが。。。。。

さらにオートマチック・トランスミッション。。。
このミッション性能において、日産車はトヨタの足元に及ばないような気がします。
ショックもなく、本当にスムーズです。。。。

適当にゴージャスな内装、見方によっては、まとまった感じのエクステリア。
中古車市場では、激安で購入できる点などは、間違いなく評価できるでしょうね。。。




では、短所は。。。。。

ん~~、走行フィーリング。。。。
ここにトドメを刺します。。。

これは、もう現代とクルマとは思えないですね。。。。。

アメリカ市場を意識したといわれる、柔らかなサスペンション。
このお陰で、静粛な乗り心地を得ているのですが、走らせていることが
苦痛にすら、なりそうな走行フィーリングです。。。。。

こちらも、ショック・アブゾーバをカヤバNEW-SRにでも交換すると激変
するんだろうなぁと容易に想像がつきます。。。。

でもこの不況ですからね。。。。
7~8万円の出費ができない。。。。。。
本当に残念です。。。。。

そしてブレーキの感触。。。
万が一の時は絶対に止まらないだろうなぁと確信できます。
フニャ、フニャ。。。

だからスピードを出さない= 安全
なるほど。。。。。。さすがにトヨタ。。奥が深い。。。。

アメリカで大問題になったブレーキのリコール問題。
確かにこれは、訴えられても仕方ないレベルかもしれませんね。。。
慣れていないと、ブレーキが壊れていると思うかもしれません。

エンジンは4気筒ですから、セフィーロの6気筒とは、比べることが無謀ですが、
まぁ、静かで、そこそこトルクもあって、不満のないレベルのエンジンです。。。
燃費はレギュラーで10km/L弱。。。

4WDであることを考慮に入れると、不満は述べられません。。。
でもこのエンジンは積極的に回して、快感を得ようとも思わない。。。。。
普通にのって、普通のエンジンなのでしょう。。。

壊れないですけどね。。。。(笑)

日産セフィーロ vs トヨタ・カムリ

ラッコマンの感触としては、この2車。
平凡な4ドアセダンという点では、違いが見出せにくいですが、目指して
いる方向はまったく違うんだなぁということを実感させてくれます。。。

どっちがいいかって。。。。。
それが、難しい。。。。。

走りは最高だけれど、ときどき電気系統が壊れるセフィーロ。
走りは、期待はずれだけれど、何処といって問題もなく、そこそこゴージャスで
壊れないカムリ。。。。。

どっちがいいかは、皆さんがそれぞれに決めてください。。。。(笑)

 

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セフィーロ vs カムリ その壱

2011-06-20 | クルマの話題

こちらは、先代のラッコマンカー、セフィーロスーパー
ツーリング。VQ6気筒2000CCです。。。



今日から2回にわたって、先代のラッコマンカー「セフィーロ・スーパー
ツーリング」と、現在のラッコマンカー「カムリSXV-25」を比較検討
してみたいと思います。

あくまで個人の感想ですから、違った感想、違ったご意見がございま
しても、その点はご容赦ください。。。。

まずは先代のラッコマンカー「セフィーロスーパーツーリング」です。
このクルマは、何はともあれ、エンジンがすべてでしょう。。。

日産の現在の主力エンジンVQ6気筒をはじめて搭載したのが、この
セフィーロでした。。。。
ラッコマンは、そこに惚れてこのクルマを購入したのですが、そのリサーチ
に間違いはありませんでした。。。。。

2000回転までは、トルクフルで扱いやすく、4000回転以上になると
「コーッ」と高周波の渇いたサウンドを奏でるVQエンジンは、本当にいい
エンジンだと思います。。。。



このクルマはFFでしたが、珍しく純正オプションのリミテッド・スリップ・デフ
(LSD)を装着していました。
その分だけ、雪道の走破性が高かったように思います。。。。

燃費は、ハイオク仕様で11km/Lというところでしょうか。
北海道の道路での計測ですから、府県の感覚では常に郊外走行って
感じでしょうね。

欠点とすれば、電気系統の弱さ。。。
セルモータや、オルタネータ、エアコンファン等が壊れました。。。。。

ハンドリングは、ショックをカヤバのNEW-SRに交換したこともあって、
すばらしいの一言です。。。。

それに貢献しているのは、エンジンの軽さだと思います。

6気筒でありながら、この軽さ、回頭性の好さ、ダイレクト感は、これまで
乗り継いだ車のなかでベストだと思います。。。。。

大事な点ですが、同じセフィーロでもスーパーツーリング2000系と、
エクシモ系では、最終減速比が違います。。。。

スーパーツーリング2000は、いわゆるローギアードで加速がいいように
セッティングされています。。。ここはこのクルマを語る上で非常に重要な
ポイントです。。。。

何はともあれ、セフィーロスーパーツーリングいい車でしたね。。。。。

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