滝川勤務時代から、ときどき胸が苦しくなるとき
があったんです。
8月末に、一度、ひどく苦しいことがあったので、
滝川市内の循環器医院で心電図検査をしても
らいました。
そのときは、「特に異常はないので、お疲れなの
でしょう」ということで、胸をなで下ろしておりました。
北見に赴任してからは、山坂の多い市内ですから、
自転車通勤の昇りがきつくて、きつくて、苦しくて、苦しくて。。。。
幾ら、年寄りになったとはいえ、こんなに体力が落ちる
はずはないという気持ちで、北見市内の個人循環器
病院を再受信。。。
ここでも負荷心電図を撮ってもらいましたが、
「特に異常は見えませんね」。。。
「そんなはずはないなぁ」
そこで友人に薦められた北見市内の循環器専門病院
を受診しました。。
どうせまた、心電図を撮って、「問題なし」になるんだろ
うなぁとの勝手な思いを描きながら、それなら前の病院
の心電図を持っていけば、時間と経費の節約になると
思い、心電図検査を持って受信したのです。
すると、ここのドクターはその心電図結果を見るなり、「これ
はダメだ。完全に詰まっている。この結果を診れない医者
がいるのか。すぐにCT撮って。。」と怒鳴り声。。。
なぜか、患者の私が怒られながら、これまでにない展開に
オロオロ。。。。。
CTの結果を見ながら、ドクターは「いや~~、あんた危な
かったよ。このままいたら、いつ心筋梗塞になってもおか
しくなかった。あんた運がいいよ。。。」
「え~~、そんなに危険な状態ですか」
「ああ、普通なら大手術だけど直してあげるから。すぐに
入院して手術ね」
オロオロ。。。オロオロ。。。。
病名は、「不安定狭心症」とか。
心臓に栄養を送る血管3本のうち、2本で3箇所に詰まり
があるということでした。
そんなことで、10月6日の木曜日から入院して7日に
カテーテルによる血管の拡張と、ステントという金属筒
での補強手術を受けておりました。
右手の動脈から管を入れ、心臓の詰まっている所を
内側から治療します。
局部麻酔だけですので、手術の様子は見えたり、
聞こえたりします。
手術中は、心臓を内側からつねられるような痛みが、
動悸に合わせて襲ってきました。。
「先生、痛くて、苦しいです」
「そうだよね。もうちょっとだから我慢してね」
「うう~~」
「心筋梗塞で死ぬときって、こんな痛みが突然、襲って
くるんだなぁ」なんてことを漠然と考えていました。
そんなことで、約1時間の手術が終了。
通常は30分程度で終わるようですが、やはり相当
悪かったのでしょうね。
術後に先生からは、「今回は、2箇所にステントを入れました。
血液の流れも、今は非常に綺麗です。残り一箇所も速やかに
手術しましょうね」
ということで、9日に一旦、退院しましたが、今週末にもう
一度入院し、再手術になります。
これまで入院などを伴う大きな病気はしたことのないラッコ
ですので、たいへんに落ち込んでおります。
点滴だの、血管に管を通すカテーテルだの、考えるだけで
怖くて、怖くて。。。。
本当に臆病なんですね。。。
ダメなヤツを自覚いたしました。。。。。
ドクターが「危機一髪だったよ」と言ってくれたということは、
逆にいうと「危なく助かった」ということなのでしょう。
こんな大病に陥ったのも、これまでご紹介してきたような
暴飲・暴食、不摂生が祟ったものと、深く反省しております。。。。
これからは、生かされた命を大切に養生していきいたい
と思います。。。。
13日からまた2泊3日で入院・手術の予定です。。。。
すべては自分の不養生が原因ですが、今回の教訓として。。。
1 階段昇りなど、簡単な作業が異常に辛い作業に感じたり、
その際に全力疾走したような胸の苦しさがある場合は要注意。
2 循環器医院の看板を上げていても、心電図の結果を
見れない医者も多いようです。かならず専門医を受信
すべきです。
3 入院するときは、病室に時計がない場合が多いので、
100円ショップで置時計を用意しましょう。
4 病室のテレビは、イヤホンで聞くことになりますが、
普通のイヤホンでは耳が痛くなります。モノラル・ヘッド
ホン型のイヤホンを用意しましょう。。。
5 人間なんて、そんなにたくさん食べる必要はないのです。
参考までに入院初日の夕食。病院食です。。。
毎日、これくらいにしないとラッコマンみたいになっちゃいます。。。
どうぞ、ご注意ください。。。
同じような症状の不安のある方、ぜひ早く専門医を受信しましょう。