■ラッコマンの喫茶室■

北海道からオリジナルフォーク、クルマの話題などを発信します。

冬のツルツル路面対策

2017-12-04 | 日記

今年の旭川は12月に入って、すでに真冬の状況。

寒いし、例年になく雪も多い感じだ。

道路はツルツルの日が続いている。

こうなるとFF250馬力のインスパイアは弱い。

特に上りの坂道にくると、「ここで止まったらどうしよう」という緊張感から背筋がざわざわする。

その点、カムリの四駆は楽だったなぁ。。。

まぁ、だけど四駆のメリットは走り出しの時だけで、停車に関してはFFだろうと、FRだろうと、ほとんど変わらない。

それは北海道の雪道を四十年、走って得た経験である。

冬道はタイヤと路面の摩擦がすべてなのだ。

そんな点からすると、冬道で一番安全なのはFR。

なぜなら危ない時は、最初から走れなくなるからだ。

四駆が危ない状況でも走り出せてしまうので、安全だと勘違いされる場合があると思う。

冬道を走っていると、本当に無防備で無茶な運転のドライバーが多い。

後ろから見ていてヒヤヒヤする。

怖さを知らないんだろうなぁ。

もっとスピードは落とさなくてはだめだ。

今のクルマは、ブレーキやら、トラクションやら、いろいろと自動的にコントロールしてくれているので、ずいぶんと助けられているのだ。

しかし限界を超えると、どうしようもなくなることを知るべきだ。

さらに、車間距離を大きくとることが自分を守る最終手段。

冬道は何が起きるかわからない。

だから1秒よりは2秒、2秒よりは3秒。

何か自分ができる余裕を持つべきなのだ。

さて、最後まで読んでいただいた方に、耳よりなお話をひとつ。

自分のクルマが冬道で、ずいぶん滑るなぁと感じる貴方。

できるだけ冬道を安全に走りたいと思っている貴方。

タイヤの空気圧を点検しましょう。

経験上から申し上げれば、冬タイヤの空気圧は夏タイヤのそれより10%ダウン程度にした方か安全です。

下げ過ぎはいけませんが。

オイラのインスパイアは夏タイヤの標準圧は、「2.2kPa(キロパスカル)」。

それを現在、2.0kPa(キロパスカル)で履いている。

空気圧を下げるテクニックは、冬のアイスバーン走行や雪道脱輪から脱出するテクとして昔から使われたもの。

それは万が一の時の緊急手段として、ある程度、大きく空気圧を下げるものであったが、滑りやすい路面では、できるだけタイヤの摩擦を増やすのが有効。

よって、やや低めの空気圧にしておくことで、ずいぶんと運転が楽になる。

その分、タイヤの減りは大きくなると思われるが5年履くタイヤが4年になる程度の違いだろうな。

滑る、滑ると思いつつ走るより精神的に有効なのでお試しあれ。

あくまで個人的な感想ですので、やってみる方は自己責任でお願いしますね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする