このブログでも緊急事態宣言のたび何度か記載させてもらったが、政府首脳は緊急事態の宣言を誰に向かって言っているのか、はき違えてはいないか?
緊急事態の宣言は国民に自粛をお願いするだけのものであってはならない。
緊急事態は有事なのだ、戦争と同じなのだ。
国民はしっかり避難してもらいながら、政府は戦争に勝つために対抗手段として何をやるのか、いつまでにやるのか、何を優先するのか、その方針を明確にしめされなければならない。
しかし現実は自粛要請、国民頼りで政府がいつまでに何をやって終息を図るのか、その方向性、議論が全く見えない。各省庁が緊急事態に際して何に全力を挙げているのかがみえない。
だからいつも後手後手だ。
ワクチンの確保も遅れた。ここにきて不足して進まない状況。
治療薬の承認も進みそうな気配もない。
離職者、飲食店、観光業界、農林水産業などへの補償も進まない。どこがどんな痛みを受けているのか調査をしているのかさえ、見えてこない。
「専門家の意見を聞きながら」
この一言で逃げ、片付け、一年半、何もしていないのではないか?
昨年秋にGOTO 事業を始めた時は各省庁必死になって税金を使ったではないか。
緊急事態の時は党利党略ではなく、国会が結束して汗を流す姿勢をみせなければ国民の納得は得られまい。
コロナとの戦争なのだから、まさに専門家である分科会尾身会長を総理大臣にしたコロナ対応臨時内閣を組閣してはどうか。
各党からもコロナ担当議員を集めて足の引っ張りあいでない、政治を見せてほしい。
ちゃんと国民に分かるように、それぞれ目標を定めて、各省庁を動かすべき。
目前の選挙のことしか頭にない総理に任せていてはダメだ。
自分に都合のいいことしかコメントしない。都合の悪いことには耳を貸さないのだろう。
そんななかで、総理に忖度ばかりする取り巻き官僚に委せていては、この戦いに勝利はない。
◼️トップ画像は冬の旭川 暑さしのぎに。
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