私が好きなマンガだった『Paradise Kiss』(パラダイス・キス)が実写化されるらしい。
これは、大ヒットした『NANA』を描いた矢沢あいさんの作品。通称「パラキス」。私は、コチラの方が好きです。
お話は、普通の進学校に通う優等生の主人公の早坂紫(はやさか ゆかり)が、ファッションデザイナーを目指す小泉譲二(こいずみ じょうじ)や仲間に出会い、自分自身が大きく成長(恋や進路…)して行くお話。(ネタばれになるから、上手く表現できん…)
少し昔の作品なので、今読むと作中のファッションは少し古いような気もします。(当時は、斬新で最先端的なものだったと思う。)
ファッションの他、恋愛や仲間との絆などの要素も、多々ありますが…自分の生き方や価値観が成長していく部分に深さを感じる作品です。
誰もが、自分の将来を考える時期『疑問』を感じたりすることがあるのでは?そんな主人公が、いろいろな出会いや経験を経て自分の進む道を選択して成長して行く。
最後の選択は…たぶん大半の読者の想いとは、ちょっと違う結末だと思うけど、それぞれの気持ちが流れ込んでくるような…少し“キュン”としてしまう感じ。
私は、そこが好き。
読んだ後、考えてしまう。。。
よく、最後の結末を見るものに委ねる作品とか映画にあるでしょ。そんな感じ。
気になる方は読んでみてくださいね~。
ところで、漫画を読んだことのある方がいたら。。。
漫画なので話の終盤で出てくる「ブルーの薔薇で出来たドレス」は、漫画の中でこそ!だと思うんだけど…どう思いますか?
以前アニメ化された時に、ATが実物のドレス作ったのを観たのですが…何となく、やっぱり違うんですよぉ。
今回の映画のワンシーンが、テレビで放映されていたけど、これもまた違う感じ。
もともと、実写にすることで描かれていないから、それを立体にするとやっぱりズレが出てくるんだと思う。
体型とかも本当の「人」の比率じゃないからなぁ。。。
漫画のファンにとって、「実写化って、やっぱり難しいなぁ」って思ってしまいました。