今度こそ、(;´▽`lllA``。。。
年頭に相応しい記事を見つけましたので、紹介します。
詩人 谷川俊太郎氏の言葉の世界・・
~谷川談~
「いい詩を読むと普段感じる喜怒哀楽とは違った
深い感情に襲われます。いつもは見えない遠くが
見えてきます。いつもは聞こえない小さな音が
聞こえてきます。いつもはどうでもいいと
思っていたものが、実はかけがえのないものだ
ということに気付き、無意味だと思っていたことを
面白く感じる気持ちの余裕がきてきます。
権力や経済力が与えてくれる力とは違う、
人生を楽しむ為の微妙で洗練された力を
詩は与えてくれると思います。」
普段から、他者との関係を自己中心的ではなく
相対的にとらえる努力をしている谷川氏だからこそ
語れる、その言葉は多くの人に愛と勇気を与え続けている。
詩に限らず、言葉は癒しになったり、活力になったり、
そして、時として凶器にもなりうる。
言葉を発している自分の内側に、その言葉を受け取っている
他者が存在できるくらいの心の拡がりをお互いが持てたら、
もっと住みよい世の中になるだろう。きっと・・・
2006年、あなたの言葉で多くの人の心に
灯りがともることを願います。
詩 コトバの力~より抜粋
谷川俊太郎
嘘を本当にするのがコトバなら
本当をうそにするのもコトバ
出来合いコトバをうのみにせずに
ココロとカラダの深みに潜り
生身のコトバを探すのだ
疑い抜いたその先に
自分のコトバが見えてくる~