Four Season Colors

現代詩とスポーツ、エンタメ、時事など雑文を掲載
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最近のスポグラNumber(2)

2024-01-22 | 雑文
年末年始で、相当に溜まっていた雑誌「スポ
ーツグラフィックNumber」を残り1冊
まで読み進めることに成功。

年単位でわりとずっと定期購読している雑誌
のため、お支払い分だけ(不満を)述べる。

前回も今の方針とは相性が悪い、不満だ不満
だとのたもうたが、引き続きNumberは
微妙なままで。

むしろ更にひどくなっている印象すらあり、
何より嫌だなと思うのが、広告目的のなんち
ゃってインタビュー記事。

義務でインタビューして、義務で答えて、あ
たり障りのない、誰が答えても同じやりとり
を企業や商品の宣伝で〆る。

極めつけは、アスリートケア最前線とやらで
何ページにもわたって、フリーマガジンのよ
うな整体の紹介ページを何号も。

宣伝自体を拒否しているわけではなく、宣伝
は、テレビや動画サイトのコマーシャルのよ
うに、ただ宣伝であればいいと言いたい。

中途半端に、読者に擦り寄るように、中身の
ない文字を羅列することに、不満があるだけ。

自分のような心狭き読者は、むしろ馬鹿にさ
れているようで、宣伝として逆効果ですらあ
る。

昔からある、ただの商品の広告は、グラフィ
ックを冠するNumberに調和して、価値
も魅力もあるのだから。

重ねて悪いことは、最近の本体の、広告でな
い記事が、広告のなんちゃってスポーツ記事
と同程度になってしまっていること。

もちろん、まったく面白い記事がないわけで
はなく、中には没頭する、面白いものもいく
つかはあった。

それでも、テーマも、本人へのインタビュー
も、周辺へのインタビューも、明らかに質は
落ち続けている。

いくらNumberがスポーツ入門編の雑誌
であろうと、対象に一歩踏み込めないならば、
専門誌である必要はもはや、ない。

事前特集は、先見の明もなくキーを外しまく
っているし、似たような記事ばかりでインパ
クトもない。

スコアカードの改編も、とりあえずの印象は
悪く、半ページならではの魅力を失い、他と
の区別がなくなった。

わりと本気で、定期購読の停止を検討する段
階であるが、とりあえず継続したばかりなの
で、Numberを信じたい。


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