「大宮が浦和MF武田英寿を育成型期限付き
移籍で獲得「昇格に向けてチームのために全
力で戦います」」(超WORLDサッカー!)
サッカーは詳しくないし、大宮ファンでも浦
和ファンでもなく、武田英寿選手を知ってい
るわけでもないけれど。
英寿という名前に反応して検索してみると、
かの名選手(まだ生きてる)である中田英寿
から名付けられたよう。
伝統芸能等における「襲名」は、日本の文化
の一部といえるが、現代では限定的な古典で
もある。
一方で、血族その他、直接的につながりがな
くても、とある特定の人物の名前を自らの子
供の名とすることもある。
こうした名づけ方は、むしろ昔は少なく、現
代的な名づけ方にもみえる。
伝統的な襲名もよい文化だと思うし、そのジ
ャンルにおける結果的な「〇代目」も、歴史
がある証拠でもあり、よいものだと思う。
伝統芸能ほど重苦しくもなく、同じ世界に進
み、結果が出ることにより、それが次の世代
に繋がる可能性も持つ。
比類なき「初代」だけが初代ではなく、そし
て、いつだって「初代」が生まれる可能性を
秘めてもいる。
どちらにせよ、世代を超えて、いつでもその
名が生きていることは、素敵なことで。
個人的には、野球における「大輔」が引き継
がれることを期待しているのだけれど、今の
ところは、まだ。
それに、もしかしたら、翔平が今後は新たに
引き継がれていく可能性も生まれた。
サッカーも、英寿に限らず、引き継がれそう
な名前が、それこそ沢山あり、こうして引き
継がれるだけの歴史も重ねつつある。
奇抜な、いわゆるキラキラ系でもいいけれど、
大輔とか、英寿みたいな名前で、憧れや期待
から伝統となるのも、またよい。