自衛権発動の三要件とは、わが国に対する急迫不正の侵害があること・この場合にこれを排除するために他に適当な手段がないこと・必要最小限度の実力行使にとどまるべきことと従来はなっております。しかし、此の首相の私的諮問機関である安保法制懇では、安倍さんの「沖縄県・尖閣諸島周辺への中国の進出を念頭に「外国潜水艦が領海に侵入し、離島で警察や海上保安庁だけでは対応が困難な事態に対処する必要性がある。安全保障上の脅威に対応する備えが十分とは言えない(東京新聞朝刊2/5)」と意向に沿って武器使用規定が十分でない等の意見を反映させて領土・領空への侵入に関する自衛隊対処の法整備の必要性を4月にもまとめる報告書に盛り込むことで一致しました。此れは唯単に自衛権の行使は武力攻撃が発生した場合となっているのを武力攻撃ではない主権侵害にも自衛権発動三要件の拡大を狙っているだけとなっております。まあ、此の様な頓珍漢な代物の報告書に盛り込んでちまちまと積み重ねて先にある当面の解釈改憲による集団的自衛権行使容認へと画策をしているだけと捉えておくのが相当です。更に其の先にある必要のない改憲と繋がっておりますから注意があれですとしときますです。
NHKの経営委員の百田さんや野村秋介さんを称えた長谷川三千子も会長の籾井さんもですが、此の様な思想の持ち主を送り込む現政権の絵図を見とかんといけません。会長やら経営委員の思想が組織に影響を及ぼさない訳がなく、報道等においても政権寄りの姿勢になるのは子供が考えても判る事で、其れを踏まえておかんといけません。そんな訳でFM放送でも都知事選期間中は原発問題に触れない様にと要請がされております。
下村文科相が小学校の学習指導要領に尖閣や竹島を記述する方向で領土ナショナリズム教育を充実させるとの意向を示しておりますが、何処迄行っても自虐史観批判の上に立った其れで、呆れ返るばかりです。ドイツも日本も戦争に負けて領土は減ったから逆に凄まじいばかりの戦後の復興がなされた事も覚えて貰っとかんといけません。領土拡張主義やら寸土譲らずの間違った其れや、国家の下に国民との考えでは命が幾らあって足りませんとしときますです。
今日は銀行の帰りにキャベツやらヨーグルトを買いました。そんな訳でヨーグルトは岐阜安八郡の工場で作られおりました。序にミルクサイダーが98円だったので買って帰ってきましたが、重かったとしときますです。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
今日は雪がちらつき寒かった。