憲法18条の何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられないの意に反する苦役に徴兵制が当たるとして従来通りの政府見解に沿った発言とはなっておりますが、9条を解釈改憲で集団的自衛権の行使容認しておきながら、18条は取り敢えず違憲とはしているだけと捉えておくのが其れ相当となっております。集団的自衛権も大凡の憲法学者が違憲としており、18条迄解釈を変更しては、流石に戦争法案の成立も難しくなるとの其れと相成っております。まあ、覚えておかんといかんのは集団的自衛権でも法制局は違憲としておりましたが、今では容認と成果てており、18条も勝手気儘な解釈で徴兵制もとなるのは子供でもあれとなっておりますから、徴兵制はないと云い立てて不変とかの文言に惑わされたらあれかなとしときますです。
労働者派遣法改正案所謂労働法制の改悪が衆院厚生労働委員会で自民、公明両党の賛成多数で可決されてしまい、今国会中に成立の流れと成果てております。派遣法改悪案ではお化けの如く出て来る多様な働き方を求めている如きを云い立て、更には派遣期間を勝手に3年として派遣社員を未来永劫派遣を継続出来る様にしており、正社員の道を閉ざしての其れとなっており、更には派遣労働者の雇用安定措置等も云い立てておりますが、此れとて何等実効性が皆無となっております。まあ、此れは雇用する側のみが利する其れとなっておりますから、覚えて貰っとかんとあれとなっております。此の様な法案を他人事の様に眺めていれば、他の諸々の重要案件でも遣りたい放題されてしまいますからと此れ又しときますです。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
日弁連も全会一致で戦争法案は違憲とする意見書を取りまとめておりますが、与党は其の事等も何処吹く風の如くに会期延長をして迄頓珍漢な戦争法案の成立を目論んでおります。民意をも無視で開いた口が塞がらずですが、国政選挙は来夏となっており困った状況となっております。