今日の戦没者追悼式での式辞も安倍総理が述べますが、去年は下記の様になっておりました。
天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、戦没者の御遺族、各界代表多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行致します。
祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に倒れられた御霊、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷に亡くなられた御霊の御前に、政府を代表し、式辞を申し述べます。
いとしい我が子や妻を思い、残していく父、母に幸多かれ、ふるさとの山河よ、緑なせと念じつつ、貴い命を捧げられた、あなた方の犠牲の上に、いま、私たちが享受する平和と、繁栄があります。そのことを、片時たりとも忘れません。
御霊を悼んで平安を祈り、感謝を捧げるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目し、静かに頭を垂れたいと思います。
戦後わが国は、自由、民主主義を尊び、ひたすらに平和の道を邁進してまいりました。
今日よりも明日、世界をより良い場に変えるため、戦後間もない頃から、各国・各地域に、支援の手を差し伸べてまいりました。
内にあっては、経済社会の変化、天変地異がもたらした危機を、幾たびか、互いに助け合い、乗り越えて、今日に至りました。
私たちは、歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた、国の未来を切り拓いてまいります。世界の恒久平和に、能うる限り貢献し、万人が、心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くしてまいります。
終わりにいま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様には、ご健勝をお祈りし、式辞といたします。
今年は集団的自衛権行使容認解釈改憲閣議決定の暴挙もとなっており、式辞もどうなるかも有りますが、広島、長崎の原爆の日平和祈念式典での使いまわしと云うかコピペも有り、一応は参考迄にとなっております。去年の安倍さんの式辞は不戦の決意も取っ払っており、平和主義を蔑にしてのとんでもない代物でした。アジア・太平洋戦争での我が国の戦没者数は300万人以上で其の内の軍人軍属の戦没数は大凡230万人ともいわれており、戦争の原因が何であれ、又来たとんでも道に戻る事は愚かな事となっております。そんな訳で間違えに間違った歴史認識に基づいた其れで再び戦争が出来る国如きは以ての他と相成りますです。今日の敗戦の日には当然の事乍ですが不戦の決意を新たにするだけでなく真の平和を祈念するでなけば話にならずとなっておりますかなとしときますです。欽定憲法の世界じゃあるまいし、国家の為に国民がではあれとなりますからと此れ又しときますです。
今日は此処迄
次回を待て