60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

青い鳥への感謝

2009-11-06 08:42:28 | 日々雑記
現在私は51歳と何ヶ月か。。
勤め人も辞めて、こう毎日家にいることが不思議な毎日。

まず、何というか、私は50歳までの私とは全然違ってきたということだ。
アクティブだの、がんばり屋だのと言われて来た私も本当の自分だけど、
相当、何かわからないものを求めて悲壮感があった気もする。

私が、がんばらなければ誰ががんばるんだ・・・なんて、調子だった。
働くもの、食うべからず!なんて感じでもあった。

今、家にいて、子供や孫や、犬などとの暮らしをしていると
なんだか、そんなに過剰にがんばる必要なんてあったのかなあ・・と思えてくるから不思議だ。

たまたま、今、そういう時間と巡りあっているんだな・・とも思うけど、
私の若さは、とにかく過剰オンパレードだったと感じて仕方がない。
若い時は、それでいいんだけど。

私は、最近過剰なものは、全く必要ない。
成功という言葉の意味も、幸せという言葉の意味も
曖昧だ。

過剰とは、競争の中で必要以上のものを、欲しがりすぎる感じ。
限度を越えて競争する社会。
それに巻き込まれる不安。
本当は、すぐそばにある青い鳥への感謝を忘れていたかのようだ。
懸命な人は、それに気付き始めている。

子供や動物や自然と接していると
「待つ」ということの大切さを私に思い起こさせてくれる。
本物の価値は、待つことを経て、初めてその本当の果実を味わえる気がする。
何事にも熟成するには長い年月が必要だ。
「自分」、「自分」が小さくなった時に
ふっと、訪れる至福の時。

自分は本当は小さな小さな
ほんの一瞬の存在なのだと思うし、
そんなことは、全くあたりまえで素敵なことなのだと
気付くのである。

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