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今、こんなの読んでる。
読みやすくて、珍しくスラスラ読み進めている。
ちょっと目次を見てみても、
第二章 ユダヤと中国 太古から“金融”に強い人々
~
第五章 海賊と奴隷貿易で“財”をなしたエリザベス女王
~
第七章 「イギリス紳士」の「悪徳商売」
~
第十二章 ソ連崩壊、リーマンショック 混迷する世界経済
出来事の羅列の世界史ではなく、
背景にお金の流れの黒歴史などを通して見るだけで、
現実の世界五千年の流れの、栄枯盛衰が、生々しく生き生きと、感じられて面白い。
いや、綺麗事では国はおさまらないし、成功しても、
それが永遠に続くことは絶対にないんやねえ。😅
作者は元国税調査官の大村大次郎さん。
確定申告の仕方を指南する本を出しておられた方が、
今度は、お金を通した歴史の見方を教えてくれている。
トランプ大頭領誕生、マイナンバーなど、不安要素満点の昨今
私にとっては、興味をひかれる、
現実に役立つ価値ある歴史本と言える。
😊