昨夜、大西君は京都に戻らずに伊勢市に住む叔父の家に帰った。
いろいろと相談することもあるのだろう。
森下は近鉄で京都に帰った。「次は土曜日に」と別れ際に言った。
ここ最近、朝早くに起きることが多い。毎日のように太陽がどこから昇るか観測しているような気がする。
高村薫の『新リア王』を読んでいることが多い。いつものことながら緻密なプロットに辟易しながらも、それを楽しんでいる自分がいる。既出の登場人物に出会い、その人間がイメージできないと最初から読み直している。
午前中に福井の刀称から電話がある。「ありがとう、山芋届いたで」と礼を言うと「里芋や」と冷徹にいなされる。「鈴木のセンセと話したんやけどな、12月3日にれいめいに行くことになったんやけどな」「12月3日・・・それならええやろ、中学の期末試験は終わってるはずやし」 俺の電話でのやり取りを聞いていた奥さん、「12月3日は陽介君の結婚式でしょ!」とインタラプト。「そやった・・・12月3日はアカンわ。甥っ子の結婚式や」
12月3日、叔母の末っ子の陽介の結婚式が富山である。陽介は大学に進学せず、富山のガラス細工の専門学校に入った。奥さんになる女性は、その学校で知り合ったという。
3日は俺の親父やお袋ともども、俺の三人の娘も招待されている。名古屋周辺に固まっている親族でバスを借り切り富山へ向かう。結婚式の夜はこちらに戻らず、挙式をあげたホテルでそのまま皆で一泊するとか・・・。
和ちゃん、陽介の結婚式を楽しみにしてたよな・・・。
伊勢新聞に昨日の高校サッカーの記事が掲載されている。
主観にまみれた俺のレポートと比べるとおもしろい。
http://www.isenp.co.jp/news/_2005/1107/sport01.htm
期末試験まで約3週間・・・、推薦を受ける生徒にとっては内申の趨勢を決めることになる大事な試験だ。
死ぬ気になって勉強するというフレーズ、ウチの塾内で死語になったかどうかを見極める三週間となる。