『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

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1月21日

2006年01月21日 01時10分44秒 | Weblog

時刻的にはセンター当日を迎える。
しかし塾の中は昨日からの流れが鎮座している。
つまりは、甚ちゃんと古市がリードする形で話題がスパイラル。その脇を固めるのが『ドラゴン桜』を呼んでいる紀平、これを打ち続ける俺。そして離脱者は森下、俺のスラム街のベッドで沈没。もう一人は古西、自分が寝るために設営した折りたたみ式ベッドをうっちゃって車もない、どこかへ行ったんだろう。
明日は午前8時集合で三重大学へ。

先日、横山持参の飲みたい焼酎ランキング1位の『佐藤』の黒のラベルを剥がす。こんなに高そうな焼酎、いったいいつ飲むねん。
ついついつられて「共犯者、共犯者」と言いつつ、今にも帰りそうな甚ちゃんの分もコップを持ってくる。
「横山、ありがとう」と二人でつぶやきつつ飲み始める。・・・やっぱ、うまいわ。

古西が戻る。「どこいっとったん?」「征希さんに拉致られてさ、王将へ行って飯食うてましたわ」
そういや、征希もさっき姿を見せてくれた。昨日からの徹マン明けには今日の送り出しに来るからと言ってたけど、ほぼ完徹で今日も仕事しっぱなしだったとか。
その征希、今日の早朝から岡山へ。月一定例、カイロプラクティクスの講義の日。午前5時から運転手に変身。

午前2時、甚ちゃんが帰宅。
「じゃあ、明日また」 それに対して古西、「じゃあ、今日」「ああ、・・・そうやな」と甚ちゃん。「明日の朝、俺たちを起こすのは甚ちゃんかな」と俺。「いや、先生がその前に起きるでしょ」「ああ、ゴミ出しの条件反射か・・・」

そして古市、午前2時20分に「明日、迎えに来てね」と言いつつ帰宅。
そして森下と紀平は車の話で盛り上がり、古西はパソコンを見ながら自分の空間をつくる。俺は睡魔に脅かされ始め、そわそわとベッドのほうを見やる。

いつの間に眠ったのだろうか、携帯の目覚まし音で起こされる。といっても、自分の携帯にそんな機能がついているかどうかも知らない俺のではない。教室中央部のベッドに眠っていた古西の携帯。一度では滅多に起きない古西、さすがに今日のところは就職活動なみのフットワークで起床・・・時刻は午前7時過ぎだよ、おい。
再びベッドの底に潜り込もうとする俺、そんな俺に一抹の期待も抱いたような気配はなく、「じゃあ、俺行ってくるわ」とだけ残し静寂・・・。
午前7時30分あたりから紀平が騒ぎまくる。「オッサンオッサン、もうええ時間やぞ」「甚ちゃんが来るの、8時やで。まだ30分あるよ」
森下も臨戦体制、甚ちゃんに確認の電話を入れてから古市にも連絡。紀平が雲出の古市を迎えに行って直接三重大に向かうことになる。俺と森下は甚ちゃんを待って直接三重大へ・・・。

土曜日だからか、いや今までには記憶がないほどに道がすいている。午前8時30分には三重大近くの焼肉屋の駐車場に車を止める。この焼肉屋の店長が4期生の坂倉、また食べにくるから許してね。
三重大学正門前に珍しい顔・・・河合塾の事務に就いている6期生の健介。健気にティッシュかお守りか何か?を受験生に配っている。ご苦労さん。
構内に入ると毎年のように派手な四日市南高校の幟(のぼり)が目に眩しい。ところが今年は幟が乱立模様で津高までがブルーで頑張っている。そのブルーの旗波の横に愛と有加里がいる、横には当然古西が仁王立ち。
俺と森下に少し送れて紀平が古市を伴って登場。古西はかつての担任と話している。しかし紀平ともなると古西の3年津高の先輩、卒業したのはほぼ10年も前。どうやら知ってる先生もいないようで。
後で荒井がやって来ては不気味な輪の中に加わる。これで津高の先生方の心証ディクリースやね。まるで浪人のようないでたちは白ジャージ姿の森岡。友達と話しながら俺たちの前を通過、でも俺たちに気づかない。
そろそろ『ガスト』へでも、と正門からゾロゾロ歩き出たところに自転車に乗った千沙!

午前9時半、有加里の命運を握る教科、政治経済を含む公民からスタート。
俺たちはその時刻、『ガスト』の中で各自各様。今時の小学生の授業風景まがい?・・・森下はノートパソコンをテーブルの上に広げては論文を作成中、古市は今教えている小学校の資料に目を通し、紀平は携帯電話でスペイン語で何かがなり立てている。甚ちゃんは古西が見得だけで買ってきた?日本経済新聞を広げ、肝心の古西はグッズ紹介雑誌に載っているクロスワーズ・パズルで悩んでいる。そして俺は『ガスト』のトイレの便座に腰掛けながら、律令体制下における官位相当制の一覧表に見入っている。

今年から受験教科の日程が代わりタイトになった。午前最後の地理&歴史の試験から午後の国語まで1時間半の休み。しかし20分前には着席が義務付けられているので実質1時間。その時間内でただでさえやたら広い三重大学の構内を横切って『ガスト』までを往復するのはかなり苦行・・・結局は昼休みに塾生は一人も現れず、俺たちは午後1時過ぎに『ガスト』離脱。
森下と紀平はオイル交換に森下の実家の整備工場へ、睡魔が身体を蝕んでいる古西は古市を連れて塾へ。そして俺と甚ちゃんは娘のれいを迎えに行ってから県文近くのラーメン屋へしけこむ。

塾に戻り中3の質問を聞きながら寝てしまう。
起きると中3、甚ちゃんに質問責め。俺がベッドを空けたのとバトンタッチ、古西が熟睡。

岡田が一番乗りで登場、しかしまだ解答がネット上でアップされない。
有加里が登場、そして神を罵りながら竜神登場。
ネット上で解答がアップされたのが午後8時過ぎ。俺は古西に叫ぶ、「解答出たぞ! 高3も来たぞ!」 充血した目の古西、飛び起きる。そしてフットワーク軽いや!真ん中の部屋で寝ていた森下も起き上がっている。
高校生の部屋で採点が始まった・・・。

何事につけても騒がしい龍神、想定内の絶叫。「なんや、これ絶対に答間違ごとるわ!」 英語、予想外の179点で終了。そして世界史は「クソッ、考えすぎた!」・・・94点。そして国語、「漢文簡単すぎる!」と雄たけびを上げながらの採点。現代文はミス1でクリア、しかし古典でこけまくり163点。古西からきついお達し、名古屋大学の二次を想定しての強引な倫社での受験・・・マグレ炸裂の71点。
有加里は今まで一度も勝てなかった龍神に英語で勝つ・・・186点。しかし現代文が8割を切り、そして・・・政治経済・・・蒼白な顔の有加里、そっとハンカチを取り出す。


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