『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

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1月25日

2006年01月25日 13時31分37秒 | Weblog

昨日は酒も飲めないままにあゆみの日本史の試験をしているうちに寝ている。
あゆみには謝って今日再試験。皇學館教育まであと10日。

奥さんが大阪にいるので今日の俺が娘たちを起こすことになる。午前7時に電話で俺が起こされてスタート。家に戻って娘たちを順次起こしていく。返事はしてもなかなか起きない。上から体重をかぶせる、なんとか起き出す。安心して炬燵でホリエモンがらみを見ていると一向に動き出す気配がない。再び様子を見に行くと案の定・・・。

午前8時前に娘たち全員が離脱。今度こそ安心して炬燵の中に潜り込み、首だけを出してテレビを見る。

昨日、大阪へ行く。義父の家の引越し手伝いとはいえ、心躍るものがある。何も考えずに車を走らせる行為、解き放たれた気分・・・。別段、何があるということではなく日常のルーティーンからの逸脱。これがいい・・・なんや知らず知らずのうちに、かつての俺が忌み嫌ってたセコイ社会人になってるやん。
しかし受験の神様、そんなささやかな喜びに浸っている俺にいつだって頭をコツンと叩く。
大阪から塾に戻ると全県模試の結果が返却されてきていた。
瞭が三重県順位13位、佑が37位、慎也ちゃんが95位・・・またもや慎也ちゃん、大魚を逃す。
大学受験のセンターが終わっても、高校入試の足音は着実に迫ってきている。受験の神様、気を抜くなってことかな・・・。

今日から久居高校の高3の試験が始まる。
この時期に試験である。それも今日から来週まで続く馬鹿げた日程・・・高3で一般入試をする生徒のことは一切無視か。
久居高校は進学校になりたいのか、はたまたアラカルトな授業を揃え手抜きで卒業できますよ的な高校になりたいのか・・・。
各高校が、より魅力ある高校へと脱皮を図ろうとしている。たとえば、津東は7限授業を導入することにより進学校を目指す意思表示をしたわけだ。高田もⅡ類で金曜日に0限授業が始まった。しかし久居高校はどこを目指そうとしているのか。
この時期に大学進学が決まった生徒もセンターから一般受験に向かう生徒も一斉に試験を受ける。私立高校ならともかく、公立の進学校はこの時期高校へ行く必要はない。特編授業などで高校へ行く以外は自宅学習に終始する。
去年の東の平田もそうだったが、今年の久居高校の森岡など、ダイアモンドの原石のような生徒が津や津西以外にも埋もれている。
進路指導は何のためにある。
その生徒が持つ資質を拾い上げ、いくつかの可能性を示してあげる。
当然、生徒にはレベルが厳然として存在する。ゆえにそのレベルに応じて対応する必要があるんじゃないか。平田の場合も感じたことだが、恐るべき理系の資質を進路指導や教科担任が適切な時期、つまり理系か文系かを選択する時期に生徒個人の希望を聞くだけに終始し、俯瞰的に個人の才能を表現できていない。
久居高校や津東になると、ただでさえ萎縮する。どんなに頑張っても津や津西に進学した中学の同級生には勝てない、勝負にならない・・・なぜかそう思い込む。その病んだ思い込みを取り除いてやるのが進路指導の役目だ。
久居高校から毎年一人か二人しか合格できない関西外語、その関西外語でも看板学部の英米に合格した森岡・・・久居高校の進路指導は、これで今年のノルマは達成できたと踏んでいるんだろうか。・・・まだある、盛岡にはまだ先がある。アキちゃんのようにがむしゃらに早稲田を目指した熱さとはまた違い、着実にクールに一歩ずつ早稲田への階段を上っている。

森岡にも津や津東に対する偏見・・・勉強がよくできる・・・という先入観でガチガチだった。この先入観を取り除くのに数ヶ月の時間を要することになる。
東中の同級生だった沙耶加や岡田を雲の上の存在のように思っていた。塾内の試験の点数で二人を上回っても幸運だったとしか思えなかった。
誰が森岡をこのようなヘタレにした・・・高校の環境である。
確かに久居高校に入学した時の森岡はヘタレであったかもしれない。しかし孤独で地道な努力を英語に課した3年間は、そこいらの津や津西の生徒には引けを取らない実力を培った。しかし森岡にはそれが実感できない。俺が何度も「沙耶加より実力は上だよ」といっても信じない・・・マインドコントロール・・・久居高校でどれだけいい成績を取ろうとも津や津西の生徒には勝てない。この呪縛をいかに断つか? アキちゃんの時にはなかった困難がこれだった。

入学時はともかく、これからの3年間で人間がいかようにも変わることができる・・・そんな力強い進路指導が久居高校や津東には望まれる。

森岡は昨日までの6限授業ではなく、今日からは試験ということもあり昼までで終わる。
早稲田商学部を受けることは家庭内で合意が成立。「他はどうしましょうか」とのコメントが昨日、急遽今日から早稲田の政経に入る。
どうのこうの言っても、狙えるのは商学部一本。順当なら教育学部も、となるだろうが教育の英語は龍神でさえ手を焼くレベル。残念だが森岡の英語はそこまではない。また教育の日本史もまた森岡は手が出ない。所詮は偏差値70。・・・80ではないのだ。
こうなると英語の解きやすさで政治経済というチョイス。政治経済を受ける浮かないは関係なく早稲田の英語に慣れることができる。

アキちゃんが久居高から早稲田に受かり、そしてアキちゃんに即発されたのか、後輩もまた受かり、その結果?久居高校は早稲田から指定校推薦枠を1人ゲットした。しかし後続がなく推薦枠は消滅した。
今年、森岡が再び早稲田を攻略したら再び推薦枠が出るんじゃないか・・・箱根駅伝流に言えば後輩たちにバトンを繋げれるんじゃないか。
ここんとこを久居高校の進路指導は分かってるんだろうか。

あゆみは今日が高校へ行く最後、当然卒業式の練習やらはあるが、明日からは2月1日から始まる一般受験まではずっと塾で勉強できる。
課題は日本史、1日は国語の1教科受験だが3日は英・国・社の3教科。国語は自分の実力を信じてやるのみ。3教科受験ではあまりに日本史が弱すぎる。まだ1週間はある、なんとか平均点まで持っていけないか・・・。

有加里の同志社女子と小林の近畿大学の受験が今週末に控えている。そして私立のトップバッター・三重高まであと7日・・・例年のごとく、塾内は乱打線に突入する。

森岡と由子と3人で早稲田政経2001年度に臨む。
試験時間は90分、しかし合間を縫うように灯油がなくなったとか、小学生を教えるとか、トラブルをしのぎながら解く。時間を20分残して終了・・・ミス1。
森岡は60%強・・・、「なんとか70%はいくと思うんですが」・・・70%いっても政経は落ちる。75%ほどが必要だ。明日もまた政経でいってみよう。まだ20日間ある。

バンザイシステムが作動する午後6時。
以前ならセンター速報!となるところだが、ここ数年はパソコンで瞬時に合否予測が出るバンザイシステムに取って代わられた。
センター試験の得点を打ち込む。合格圏にいればキャラクターがもろ手を挙げて万歳してくれる。ボーダーより少し上ならキャラ、少しだけ手を挙げて万歳。

午後6時30分、早稲田政経の解説をしていると外が騒がしくなる。愛と千尋がバンザイシステムを見にきたようだ。
そのすぐ後に古西が四国旅行から帰還。でも、バンザイシステム稼動とほぼ同時に姿を見せるなんて、意図的にもほどがある。
愛の東京大学のボーダーは900点中800点あたり、今年は文系教科の平均点が上がったようで足切りも去年よりはかなり上がるはず。
愛の得点は831点、画像上でキャラが少しだけ万歳してる。合格圏は840点以上。
「あと9点あったら、思いっきり万歳してくれるのに!」
千尋のほうは三重大学出願者の中でトップ! 
古西、喜ぶ千尋に委細構わず、神戸大学で打ち込む・・・ほぼボーダー上。キャラはキョトンとした顔で何もしない。
荒井と沙耶加の姿はない・・・。
去年の点数でさえ点数が足らなかった。去年より平均点が上がった今年、さらに絶望的な点数の開きを見せ付けられることになる。きついだろう・・・しかし、それでもなお、漆黒の闇に向かい何がしかを噛み締めるため、俺は見るべきだと思うのだ。

横山からもらった『佐藤・黒』をついに最後まで飲んじまった。
あとは古西が高知の桂浜で買った麦焼酎『竜馬』
思い出に残る酒や焼酎のビンは取っておくことにしている。
『佐藤・黒』と『竜馬』は殿堂入りかな。




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