お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
中2の安呂巴の試験が始まった・・・午後9時前だ。
「先生、公民って何をすればいいですか」と中3の光亮。「歴史が終わったばかりやろ」と俺。「はい」 「じゃあ、公民よりは歴史や・・・俺のつくった問題、これを腹筋でやろさ」 「・・・はあ」 「ええやん」 「まあ」 「じゃあミス1で何回にする?」 光亮、長考・・・なにしろ後輩の安呂巴はミス1で40回だ。そして光亮ついに決断、「41回で・・・」 「なんやそれ」 「だって40回よく少なかったら何か言うでしょ」 「だんだん俺の性格を把握してきたやん」
光亮の試験は明日と明後日、一枚ずつ・・・しかしこの一枚、俺が作ったマニアックな戦後史のプリント・・・鳩山一郎や岸信介あたりのタームまでが出る一品。光亮でなくともなかなかに厳しいはずだ。
そして安呂巴終了・・・採点は山本小鉄こと大典、「あ~あ、もうしわけない」と言いながらバツをつけていくが、顔は満面の笑顔である。結果・・・ミス3・・・120回の腹筋が始まる。さっそく大典の指示が飛ぶ、「足を折り曲げてさ、うん、そうそう・・・それでいっしょに頭と足を上げて・・・うんうん、いい感じ・・・これは効くよ」
昨日、全部で6枚の英語のプリントを2枚しか試験できなかった佑弥(日生第一4年)、残りの4枚の試験が始まる。
汗びっしょりで安呂巴終了・・・一挙に120回、なんや罰ゲームにならんよな。英単語を書くのに変えようか?
ともあれ、あっちにもこっちにも腹筋という地雷が潜み始めた。
敬太(松阪高校2年)のナオミおばさんがいらっしゃる・・・って、舞(11期生・京都府教諭)と卓(14期生・パナソニック)のお母さんだが・・・差し入れをいただく。
真ん中の部屋では千景(津高2年)に龍神(17期生・慶応大学法学部4年)が世界史を教えている。机の上に置いてあるのは俺が調達してきたZ会の世界史の一問一答・・・。
今日から仕上がりの悪い中3の誠也を毎日俺が送ることになる。つまりは午後11時までだ。試験まであと4日・・・400点を取らせてやりたいが、サッカーでゴールデンウィークがほとんど飛んだのが痛い。
そして午後8時、今日の主役・・・安呂巴がやって来る。地理の試験、範囲は「人口の特色」・・・量的には大したことはないが、そこはミス1で腹筋40回だ。漢字ミスなどのイージーミスが命取りとなる。試験開始は午後9時から、採点者は腹筋のオーソリティの大典(21期生・浪人)・・・バイト料は今日の『府龍』のラーメン定食。
クリックのほう、ほんまにほんまに、ほんまでっせ。
今の時代、個性尊重やら褒めて育てるやらのシュプレヒコールのなかで育った世代が社会人になり始めた。己の価値観が通用せず、あげくけなされまくるものだから右往左往・・・。
その意味では大典(21期生・浪人)の暑苦しさは昭和に通じるものがあるのだろう。先輩連中の覚えは悪くない。そして最近では保護者の方からも激励をいただくことになる。今日なんて昼食の招待までいただいた。
まあ大典の暑苦しさには不協和音も多々あるだろうが、チーム・シスタンをどうにかこうにかまとめた力量には感謝している。チーム以外の面々にも目配り、裕香(松阪高校2年)に対してはターゲット1900で個別に対応してくれている。来年も塾にいるか?
そんなこんなで今日は昼食を奢る。・・・といっても最近できたばかりの店の試食のようなものだが。
旧市民会館沿い・・・前も『あい』という中華料理屋さん、その後にできたのが中華料理『府龍』 ランチが680円、ラーメンセットが750円、各種定食が880円・・・? この価格帯、どこかで聞いた記憶があるが・・・。
この日の定食680円、そしてこっちがラーメンセット750円で麻婆飯と豚骨ラーメン。
ラーメンセットは麻婆飯や中華飯などと塩・醤油・豚骨などのラーメンとの掛け合わせ。それ以外には各種定食・・・これって一志の『久香亭』と全く同じ価格設定で、メニューもまたほとんど同じやね。そうそう唯一の違い・・・『府龍』には食後のコーヒーがついている。
『久香亭』VS『府龍』・・・あとは味やけどな・・・俺に聞かんといてさ。
午前中の愛知大学の英語、香保(22期生・浪人)が88%、大典が69%・・・まだまだやねえ。
クリックのほう、ほんまにほんまに頼んます。
生徒がみな帰るまでに倒れるように沈む夜があると思えば、どうしても眠れない夜もある。ここ最近眠れない夜が続いている。かといって昼間に睡魔が襲うこともない・・・それでも暇があれば横になろうとしている。いつかフルスロットルで走り出すために・・・。
新しい青春小説の可能性・・・伊藤計劃の『ハーモニー』
近未来、お互いが慈しみ、支え合い、ハーモニーを奏でるのが大人だと育てられ、大人になるとWATCHMEという器官を身体に組み込まれ健康面から精神面までを支配され、「健全な・健康な」世界の一員として生涯を送る。主人公・御冷ミァハは互いが互いを思いやりすぎる「健康」なる世界を憎み、「健康」な日本から逃げ出す。停戦監視委員として、「健康」な世界から抹殺されつつある不健全なるもの・・・酒やタバコ・・・を求め、サハラの紛争地域に・・・。
午前6時に起き出し教室を掃除・・・プラゴミを収集所に持ち込む。あてどなくエスティマを走らせ、渋滞に焦っていたい自分にしばしの罪悪感を感じ、チャムの駐車場に車を止める。久しぶり・・・本当に久しぶりの『合歓の木』
モーニングはスクランブルエッグかボイルドエッグを選べ、ともに500円。駅の近くということもあるが、これで500円はない・・・。といっても昔から上品そうな店だったし、俺も初めての彼女を連れて行ったのはここだったし文句は言えない。
窓の向こうに公園があり、その向こうにはセキゴン・・・大学生の頃は帰省してきたダチと、そして塾を始めた頃は暇にまかせて毎晩のようにダンベエ相手にマージャンを打った・・・懐かしい。
愛知大学の英語を解く。45分で解き終わる。簡単な英文・・・しかし、この簡単な英文の大学に大典(21期生・浪人)は落ちている。なぜ、このクラスの問題で80%を叩けないのか・・・この分析が今日の俺の課題か・・・。ついでに愛知工業大学へと進む。午前10時前に塾に電話するが誰も出ない・・・愛知大学の問題、これで解答時間80分はない、60分で十分・・・伝えたいが誰も出ない。
チャムの別所書店へ行く・・・一人目の客だ。あった!!! Z会の世界史一問一答、今度こそと心に秘め、それ以外に目もくれずにカウンターへ。
午前10時30分、塾に戻る。階段の踊り場・・・いつもの席に大典の背中が見える。
クリックのほう、ほんまに頼んます。