リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

一意攻苦

2017-10-30 01:38:04 | 2017年度卒団公演
絶対今日の雨は台風のせいと言うより他の前線とかのせいだと思っていますが、秋か冬かよくわからないこの時期にある前線ってあるんでしょうかね。ひとり暮らしのくせに靴10足くらい持ってる私なんですが、最近スニーカー1足、ブーツ2足が死亡しているのを見つけました。ちくしょう、全部お気に入りだったんだぞ!この公演終わったらスニーカー買いましょうかね。いい靴はいいところへ連れていってくれるといいますし。そんなわけで今回は照明チーフ、制作、役者担当の溝上がお送りします。

さきほどの話とは変わりますが、ちゃんとした道について考えてみました。その結果どうやら私は照明としてちゃんとした道を歩んでないんじゃないかという結論に至ったことを最初に言っておきます。たぶん、制作としてもちゃんとした道なんて歩んでないですけどね!それはさておき。なぜ照明としてちゃんとした道を歩んでないという結論に至ったのか。それは、今回照明チーフが2度目だからというのが大きいです。歴代照明チーフでも2回だけ照明チーフやって卒団を迎えた人は片手で収まるほどでしょう。でも平均3回くらいだから誰か4回照明チーフやればいいよ。そもそもなんで照明班にしたか考えてみてもノリ以外の理由が思いつかない。うん。あと、よく自分が照明班であることを忘れる。これも理由のひとつ。

制作は逆になんで最初の公演からやってなかったんだと思います。いやでも、最初からやってたらここまでにはなってなかったかも。
こぼれ話なんですが、今では自称制作班受付大好き部チーフ名乗ってますが初めて受付やった時は苦痛でしたね。なんでこんなことしなきゃいけないんだって思ってました。ところが今では、立芸の公演では飽き足らず外部公演で受付やってます。人は変われるものですね。

ちゃんとした道って人それぞれなんだと思います。他人から見れば脇道にそれていても、本人的にはちゃんとした道を行っている場合なんてごまんとあるでしょう。逆もあるでしょうし、過去の自分的には脇道に行っていると思っても現在の自分的にはちゃんとした道だったと思うこともあるでしょう。道なんて自分と他人、過去の自分と現在の自分、位置が違えば脇道に見えたりちゃんとした道に見えたりするものなのでしょう。難しいものです。

劇団立命芸術劇場での演劇の道は今公演で終わりです。ですが、私は立芸の道からわかれた演劇の道をいましばらく行くことになります。でも一旦立芸での演劇の道は行き止まりですからここは別れを惜しむべきなのでしょうか。今一度立ち止まって振り返るべきなのでしょうか。どうするのが正解なのでしょうね。

さあ、明日からは仕込みです。仕込みが終わりさまざまな準備が整えばお客様をお迎えすることができます。ちなみに今回私は受付にはいません。私の書いたスタッフマニュアルを読んだ次の立芸を担う世代が中心となり受付を行います。いいなー受付。楽しそうだなー。今回の受付はマジで楽しそう。劇の出番が遅いので演出に「受付します!」って冗談2割本気8割で言ったら却下されたので大人しくハケ裏で待機しますけど、受付やりたい。

受付やりたい気持ちで一心不乱に書いてたら案外長くなってしまいました。もう冬はすぐそこです。お身体に気をつけて、元気に劇場でお会いしましょう。ご来場お待ちしております。
コメント
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