みなさんこんにちは。
劇団立命芸術劇場3回生の真鍋秀平です。
早いもので、もう新歓公演も終わってしまいました。正直、今公演はとても楽しかったので、終わってしまうのが寂しいですし、未だに余韻に浸っています。
ただ、振り返れば、今公演は紆余曲折の連続でした。まず、当初予定していたレパが、作者さんと連絡がとれずボツになりました。早くから準備を始めてくれていた人には申し訳ないです。そして、今回は新歓公演なので、普段の公演とは申請等の動きが異なり、私も非常に戸惑いました。舞台監督として頼りない姿をみせてしまいましたが、サークルのメンバーの心強いサポートのおかげで、なんとか公演の手はずは整えることができました。
このように、公演前の段階から不安な要素はいくつかありましたが、それでも総じて今公演は非常に楽しかったです。一つは、普段の稽古場です。稽古は平日ほぼ毎日あり、正課の授業・ゼミとの両立ができるか心配していましたが、普段の稽古を通して、今まであまり話してこなかった人と仲良くなったり、演技について皆で意見を出し合ったりするうちに、稽古場に行くことが楽しみになりました。時に、意見がぶつかり合うこともありましたが、皆が演技に対して本気になっているという証だと思うので、私はそれすらも楽しかったです。そして二つ目は、観客を入れての公演ができたことです。やはり、役者として演技するうえで、観客のリアクションがないとむなしくなってしまいます。また、公演後に温かいメッセージを頂いたときには、胸が熱くなりました。間違いなく、立芸や大学生活の最高の思い出の一つです。
こうして振り返ると、今公演は今までの公演のなかで一番楽しかったですが、一方で課題点も発見できました。特に、仕込みのスケジュールがかつかつで、レベチェやきっかけ練を十分に時間をとって行うことができませんでした。舞台や演技に関しても、アンケートで一部厳しいご指摘があったのも事実です。それらを総括で振り返り、次に活かすことで、夏・秋公演はより素晴らしいものにしたいです。
私も早いもので、あと2公演で卒団となってしまいます。コロナ禍でも、こうやって楽しく活動できることに感謝し、後悔のないようやりきりたいと思います。最後に、今公演でお世話になった全ての方に、心から感謝申し上げます。最高の思い出をありがとう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます