好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

栗ごはん。健康的な拾い食い。

2016-10-21 | 料理
一説に、秋の二大味覚は栗と芋だそうで。
ときに我が近所、そこら辺に栗の樹が自生している。
雨上がりにコンビニ行った帰り道、風に吹かれて落っこちた、
熟れたイガがゴロゴロしているのを見かけた午後。
……そういや、コレも食えるんだよな、と当たり前の事を思い出して、
しばらく栗拾いに精を出す。
口の開いてるイガの両端を、靴の先で踏み広げれば、簡単に中身を摘み出せる。

大ぶりのを30粒くらい集めて帰宅。
水洗いしてから改めて、ぬるま湯に浸ける。
水に浮かんできたやつは基本的に捨てる。
見た目はキレイでも、中身がイカれてる事が多いので。
鬼皮が柔らかくなってくれば、後は包丁でどんどん剥ける。
後は普通に、だし汁を使って炊き込みご飯。
缶詰の銀杏もついでに入れた。

かくて、実に健全な拾い食い料理(笑)を味わうわけだが。
実は今の我が家、米の方が大問題。
親戚の縁で安く譲ってもらってる米、古米にしても質が悪く。
氷水で長時間吸水させても、酒や油を足しても、粘り気が一切ない。
精米してから時間が経つほど更に劣化は増してきている。
ベ○トプライスの米を絶賛したくなるくらい差が出てるのは
流石にどうかと思う。

それでは。また次回。

きゅうりペペロン。

2016-07-24 | 料理
今年もまた、父の畑仕事が中途半端に炸裂している。

ナスとキュウリを、期待しないで裏庭に植えたら、
予想外の勢いで育ちまくったらしく。

先日持ち込まれたのは、どれも20cmはくだらない、
例によってお化けサイズの野菜というより、もはや棒。

割ってみると、ナスはまだ炒め物でどうにか出来る状態だったが。
問題はキュウリ。あまりに種が育ちすぎ。既に「ウリ」である。
そこで気づく。
コレをはぐらうりと考えれば、
ここ数年で慣れてきた漬物の作り方でやっつけられると。
せっせと種を取り、せっせと塩をすりこんで、ビニル袋で一晩。
予想通りしっかり漬かり、暑さの塩分補給の足しになった。

が、それでもまだ残るキュウリが1本、眼前に。
すっかり固くなってるのを細く千切りにして、
ニンニクと唐辛子で炒めて――すすって食べました。
(以前のナスソーメンに近い状態)
普通のペペロンチーノからカロリーオフしたと思えば得した……のかな。
それでは。また次回。



甘い酒を飲む方法を知りたい。

2015-06-28 | 料理
前回の酒ネタから2ヶ月。
本格的なカクテルの話としては半年以上たっている。

このところは忙しく、酒を味わう時間さえ取れなかった証拠だ。
(我が信条として、時間のない時や、寝る直前には決して飲まない)

今回探し当てたのはリモンチェッロ。
とあるサイトや、ジャンプのとある漫画で名前を見かけてから気になっていた。

最初はイタリアレストランで注文しようとしたが、品切れで逢えなくフラれた。
なので通販で手に入れて(因みにサントリー)、暑くなってきたのを期に開けてみた。

結果、予想していた以上に、これまた甘い。
スクリュードライバーをもっと厄介にしたような、
酒を知らない人なら騙されるだろう飲み口と酔い。

気づけば自分、ウィスキー派になってから、
ますます甘い味が不得手になってきたように思う。

それで困ってるのが、手作りの梅酒。
普通の水割りでは口に合わず、今はお茶割りで何とか減らそうと足掻いている。
この分だと、リキュールが本当に我が鬼門になるのも時間の問題かも……(汗)。

それでは。また次回。

ぼじょれーぬーぼー。我が家の場合。

2014-11-26 | 料理
先日11/20。ボジョレーヌーボー解禁の日。

流行り物には基本的に手を出さない私だが、
今年は試しに飲んでみた。因みに初体験。

もっとも、買ったのは一番安い、それもハーフボトル。
手に取ったらペットボトルだった事に、改めて驚いた。
こうも気軽に酒を買えてしまうこの国って、何とも大らかだと思う。

そんなわけだから、飲んで絶品というわけにもいかない。
そもそもボジョレというのは、本来ならもっと熟成させるワインの、
初期段階の出来を確かめる儀式のような物のはず。
それをこうも派手に盛り上げるこの国って、何とも商魂たくましいと思う。

で、結局ハーフボトルも一回では飲みきれない我が家。
(ワイン飲む者が私しかいない)
翌日、残った約200ccばかりを豪快に鍋に投入。
肉と野菜とトマトピューレとで煮込んで、ビーフシチューに化けました。
我が持論として、飲める酒を大量に入れた料理にハズレ無し。
こういう利用法なら、また来年も買えそうだ。

それでは。また次回。

酒の「サムライ」。

2014-11-17 | 料理
カクテル作りが一段落して、今は普通の水割り飲みに落ち着いている。

かつては酒自体の味をじっくり確かめたいから、ロックで飲む事が多かったが。
たとえ少量でも原液だと喉を痛めると忠告されてからは、
必ず2倍以上に割っている。
因みに2倍に割って飲むのはトワイスと言うそうで、
この飲み方でも酒の味を知る事は出来るそうな。

まだ残ってる梅酒と、
この日の日記で書いた電気ブランと、
我が家の奥から発掘された「六調」(黒糖焼酎)と、
それから近所の法事でもらった日本酒と、
ローテーションで飲んでいる。

因みに、日本酒にレモンを足すと、「サムライ」というカクテルの出来上がり。
生レモンを絞って、ストレーナー(こし器)を使って入れると絶品。
どんな味のお酒でも飲みやすくなる、ある種、危険なカクテルである。気をつけて。

それでは。また次回。

イエナカかくてる。(第6話)

2014-10-30 | 料理
この日の日記で、クレーム・ド・巨峰に苦戦した話の続き。

溶けそうなほどに甘い酒を飲み下すため、
ワインの他に買ったのがジンと、そしてカンパリだった。

そのカンパリ、最初は普通にストレートやロックで味見。
ウォッカのレッドグレープフルーツ割り、というのがその時の第一印象。

その後何度か、例のバーで気に入ったカルピス割りで楽しんでから、
同じバーで驚かされた牛乳割りに挑戦。

カンパリと牛乳とをよく混ぜてから一口飲んだ次の瞬間、ごめんなさいと言いたくなった。
率直に申し上げまして、もう二度と作ってみようと思えない。飲み物がもったいない。

だがしかし、カンパリの苦みには、甘めの割り材が合うのも確か。
だから素直に、トニックウォーターで割ってみて。
レモンも少しだけ垂らして飲んだら、実に美味しい。
こりゃ鉄板の組み合わせを見つけたぞと喜んでから、気づく。

……これ、昔から飲んでるスプモーニそのものだ……。

(厳密にはレモンじゃなくてグレープフルーツを使うはずですが)

さて。差し当たって試したいスピリットやリキュールは、これで一通り終わった。
他の種類は、健康とお金との具合と相談しながら、じっくり探してみよう。

それでは。また次回。

料理小ネタ×3。

2014-09-11 | 料理
1日分に満たない料理小ネタ×3の日。

★スイカのシャーベット
例によって、「いいものもらった」(by父)発動。
夕方に帰宅した私が台所で見たスイカは――
中途半端にひび割れて中身が零れてた。
(しかも、そんな状態で常温で一昼夜放置してた模様)

傷み始めてる部分を削り、食べる分だけ皮むいて
小さく切って種とって冷凍庫へ。
直前までぬるかったはずのスイカが
キンキンに冷えて出てきた事に、かなり驚かれた。
あまりの食いつきの良さを見る内に、
「おあがりよ!」とか「お粗末!」とか口走りそうになった(笑)。

★育ち過ぎたキュウリは梨の食感がした
これも父ネタ。
畑に成ってたやつを1本、すっかり忘れてたらしく。
これも皮むいて種とって、薄く切って塩もみ。
何とか食べられる物体にはなったが、ホント何の味もしなかった。
……普通のキュウリ買ってこよう。(無性に食べたい)

★災害米
水入れとけば1時間で食べられるようになるという米を、防災の日を期に食卓に出した。
(おかずは普通に作った)
水入れた後、きちんと混ぜなかったせいで、
水面から出てた部分が生っぽかったけれど、味は上々。
来年は、常温で食べられるカレーとセットで、理想は電気消したままで食べたいなあ。

それでは。また次回。

“ブドウ酒”に敗北宣言。

2014-08-24 | 料理
約4ヶ月飲み続けたアドヴォカートの次。
クレーム・ド・巨峰の瓶を今度は飲み崩している。

まずは試しと、いつものようにストレートで注いで、一口飲んだ時点で喉が焼けた。
アルコールでなく、あまりの甘さに。

例のバーで飲んだ時から感じていたが、やっぱりコレ私にとっては、ぶどうジュースそのものだ。
ソーダで割ったらファ○タグレープになるような、そんな味。
ある種、アドヴォカートの甘さすら上回ってる。

もっとも、「クレーム」を名乗るのなら、これくらい濃厚なのはむしろ当然。
ぶどう好きの方なら一度は必ず飲んでみるべき。

しかし申し訳ないが、私には合わないわけで。
本来なら鉄板である、柑橘類で割るのもアウト。
味は悪くないんだが、色合いがどうしようもなくなる。
ぶどうの紫と柑橘類の黄色とを混ぜたら、出来る色は容易に想像できるだろう。

牛乳で割ればフルーツ牛乳。
ヨーグルトドリンクで割ればプチダ○ン。
ワインなど別の酒で割れば味は悪くないが、尋常じゃなく酔うので本末転倒。
ぐるぐると色々試した末、結局最後は、普通の水割りに落ち着いた。
この酒を終えたら、そろそろウィスキー辺りに戻ろう。

それでは。また次回。
(追記。クランベリージュースで割るのが一番キレイで飲みやすい)

何でも漬ける。

2014-06-21 | 料理
時を経るに従い、仕事も家事もどんどん増える。

なので時短料理を色々模索。

結果、我が家の冷蔵庫には、
色んな「漬け物」があふれつつある。

前の日記で書いた
おかずショウガ(ショウガのショウユ漬け)や、ウリの浅漬けはモチロンの事、
最近の新顔はゆで卵。

5分ほどゆでて半熟にした物を、そばつゆに漬け込んで一晩置くと、
ラーメン屋でよく見かける、いわゆる煮卵(のような物)の一丁あがり。

朝食に加えるもう一品としても良し、
お昼の弁当に紛れ込ませても良し、
夜遅く帰った日の夜食に一つ食べるも良し、の万能選手。

因みに小ネタ。
茹であがった卵を、きんきんに冷えてる氷水に放り込むと、
ノーストレスで殻を剥けます。
長年苦労させられてたあの薄皮を
アッサリ取れるようになってホントに良かった。

それでは。また次回。

イエナカかくてる。(第5話)

2014-05-11 | 料理
この日の日記で報告した、卵リキュールことアドヴォカートの話。
当初は、大手の酒屋に行けばいいと思っていたが、
地元の店を何軒巡っても見つからず、最終的にAmaz○nで注文した。
酒瓶をネットで買うなんて初めてだ。

本格的に温かくなってきた頃に、冷たくして飲もうとしばらく保管。
満を持して先日、栓を外して瓶を傾け、愕然とした。

口が詰まって出てこない。
逆さに振っても変化なし。

仕方なく、瓶にマドラーを突っ込んで空気を入れたら、間を置いて、
とろ~~~~ん……とカスタードクリーム状の物がコップに垂れてきた。
この時点で既にコレ、飲み物じゃないと思う。

まずは原液をそのまま舐めたら、確かにやっぱり酒だった。
例えるなら、卵多めのクリームを、ラム酒あたりで延ばしたような。

何度か試行錯誤した結果、自分なりのレシピが出来てきた。
アドヴォカートを牛乳で延ばし、そこにライムを小さじ1。
あるいはアドヴォカートをジンジャーエールで延ばすも良し。
例えばこんな組み合わせで、丁寧に混ぜ合わせて飲むと、
何てこったい、あら美味しい(笑)。

ともあれ、初体験時の第一印象から、ガラリと変わった。
何事も、まずは試してみるものだと、しみじみ思う。
なので次は、クレーム・ド・巨峰も試そうと決意。
こうして我が家の台所には、少しずつ酒瓶が増えていってるのである(苦笑)。

それでは。また次回。