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陽のある時間帯は外を歩く。
家に一番近い桑の木は数年前に伐られてしまったが、足を延ばせば、たわわに実った木はまだ有った。
週末の時間は予定を繰り合わせて、映画館へ行く。
半額で旧作を見られるチャンスを逃したくない。
感想は相変わらず、まとまらないままだが、細かい事を敢えて悩まず、純粋に楽しもうともまた考える。
図書館で借りたミステリの短編集も2話までは読み進められた。
スピードは、やはり遅い。
以前なら、ページをめくると同時に、フルカラーの動画が脳内を駆けたのに、今はザラついた白黒の棒人間が動いてるような感覚。
もっとも、昔もっとヒドい時代は、活字の形したインクにしか見えなくなった時まであったから、まだマシだ。
今は、ホテル連泊まで、また耐える時間。
体だけは安全でありますように。
それでは。また次回。