雑誌を読む趣味までも、電子版という形でスマホに取って変わられ、結局依存から抜け出せなくなってるこの頃。
何とかアナログ世界に踏ん張ろうと始めた一環でもあるピアノ練習さえ、メトロノーム機能のためにスマホに頼るしかなくなっているのが恐ろしい。
個人的に増やしたいと思ってるのは、絵画のような“色彩”を扱う趣味。
普通に描くのは、とうに何度も挑んで挫折してる。
塗り絵、切り絵、きめこみ細工、ダイヤモンドアートと試してみて、それで思い出したのが、冒頭の写真、ミニプッシュアートなる名前らしい。
子供の頃、夏休みや冬休みの度に買ってもらって、というか買わされて作ってたのを、今度は自分の懐で、自分の作ってみたい絵柄を選んで買う。
イラストでなく、落ち着いた写真の台紙に、集中して一本一本、ピンとビーズをプシプシと刺していく。
周囲に邪魔されないし、余計な茶々も入らない。
自分としては、大昔の鬱屈を癒す時間にもなった。
調べると、もっと対象年齢上用の作品も幾らかあるようだ。
気分転換の一つに手を出してもいいかもしれない。
歳を取っても続けられる趣味、一つでも多く見つけたい。
それでは。また次回。