(私には合わない話でした)
『地獄のかぁいいレッスン』
出オチ。
……で私の感想、終わってしまう。
どうも自分は、こういうギャグ一直線の作風はあまり性に合わないようだ。
どうしてもツッコミ所をつついてしまう。
海江田校長が、レナに授業を一コマ任せるというのは百歩譲ってアリとしても。
「かぁいい」って単語は、やはりレナ以外が遣うと違和感が尋常じゃない。
そもそも、肝心のレナの言動が私にはどうにも不自然に感じてしまう。
彼女が「かぁいい」と思わない物なんて、この世にあるんだろうか。
部活でさえ他人と争うのを避ける彼女が、下級生の課題作品を安易に壊したり、ましてナタを無闇に振り回したりするだろうか。
それに、ウソ発見器の彼女自身が、他人にウソなんて、絶対に、ぜっったいに言わんだろうしなぁ。
最後のオチも、落ちてるのかどうなのか。
もしや、この話のレナ、発症してるんじゃない?という疑問が、今も私の中で置き去りにされたままだ。
それでは。また次回。