『消えた少女の記憶』
『䄈壊し編』と同様、根本の設定から異なる圭一たちが、雛見沢で迎える事件の顛末。
そもそも圭一の時系列からしてズレている。
小学校低学年を雛見沢で生活→
神戸で震災に罹災→
東京で社会人として生活→
20年ぶりに雛見沢へ戻る。
だからと言うべきか、登場するのは圭一・魅音・詩音・レナまで。
また、これは当然と言うべきか、雛見沢もダムに沈んでしまっている。
『䄈壊し編』は同名異人と言えども、言動のパターンは原作に沿っており、パラレルとして楽しめたが、今作ほど設定が変わっていると流石に戸惑う。
あと個人的に非常に残念なのが、挿絵。
文章より前にネタバレを食らってしまうレイアウトはどうかと思う。
本当に、もったいない。
それでは。また次回。