力丸ママの気ままな日記

時々日々の出来事を日記にします。

国宝阿修羅展

2009-05-12 22:09:49 | Weblog

心がけが悪いのか友達が午後3時ごろ入ってスムーズにって!
私は2時半ごろついたら40分待ち、ただ風がさわやかで日差しがきつくなかったから並べた。
こうなったらとことんちゃんと見るぞと思い館内へ

第一会場入り口はなかなか観客が進まないでも、しっかり並んでこのガラス越しの展示場の面白い出土品を見た。
サイトから
奈良・興福寺の中金堂再建事業の一環として計画されたこの展覧会では、天平伽藍(てんぴょうがらん)の復興を目指す興福寺の貴重な文化財の中から、阿修羅像(あしゅらぞう)をはじめとする八部衆像(国宝)、十大弟子像(国宝)、中金堂基壇から発見された1400点をこえる鎮壇具(国宝)や、再建される中金堂に安置される薬王・薬上菩薩立像(重要文化財)、四天王立像(重要文化財)など、約70件を展示いたします。特に、八部衆像(8体)と十大弟子像(現存6体)の全14体が揃って寺外で公開されるのは、史上初めてのことです。
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次の部屋は興福寺の誇る仏像、
「八部衆」と「十大弟子。」
すべて国宝に指定されている。
阿修羅像もこの八部衆の仏像である。
鳥の頭を持つ迦楼羅(かるら)立像、
一角を生やす緊那羅(きんなら)立像など、
変わった姿であらわされている。
奈良天平時代の代表的な仏像。
麻布を漆で何層も塗り固める、脱活乾漆造り。
十大弟子像は6軀のみ現存する。
やっとメインの阿修羅像へ
奈良の興福寺では、ガラス張りを通して眺めるので、正面の顔はともかく、左右の顔がよく見えない。

阿修羅像を、一段高い通路から見たときの、あの厳粛なオーラは何とも言えなかった。
正面で見ようと思ったがなかなか列が進まない。
でも私も頑張って少しずつ動く列からはなれずに見た。
まるで薄い衣装をまとっているように見えた
それから階下に下りて三重に取り巻いている阿修羅像、前列に入れるまで粘って360度から全容を見ることが出来た。

阿修羅像は三つの顔に6本の腕を持つ異形の姿であるが、
異様な感じはまったくしない。
顔は小さく、八頭身でバランスが優れている。
腕は細く、空間に自由に伸びていて軽やかな感じで、実に美しい。
胸にはネックレス。足にはサンダル。
お顔はみなさん良く知っている憂いを帯びたお顔、だけれど凛として決断をこめたなんともいえない品のあるお顔です。

第二会場の「薬王菩薩」と「薬上菩薩」の両像(360cmほどの巨像)や「釈迦如来像頭部」「四天王像」など、興福寺仮金堂に安置されている諸仏のうち釈迦を除く各像が一挙公開されました。
ひとつずつ踏み潰している邪鬼もなんともいえないユニークで面白い

あっという間の3時間
帰ってきたら疲れがど~~っと

そういえば車椅子の方が来ていたがきっと見られなかったと思う。

長い期間やるし国宝などは障害者用の見学日を少しでも作って差し上げたらよいなぁ~って!家族の方もそう思っていると思う。
先日友達がこの阿修羅展に行って車椅子で足を踏まれたって言っていたし危ないよね。

コメント
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