桜の木

日常のあれこれ
お出掛けや、ちょっとだけ演劇の事など

緊張な時

2018年12月17日 | 演劇
今回で3年目
3度目だから少しは緊張せずにできるかと思ったらとんでもなかった。

開演のベルの音を暗幕の内で待機している間、ガチガチ足がガタガタ
緊張のあまり、血の気がひいて倒れてしまったら…不安、今まで頑張ってきた舞台を台無しにしてしまう…。
落ち着け〜落ち着け〜

プロローグが終わり
真っ暗なステージに歩いて中央に
ひとり立つ。

大勢の観客の視線が、一気に集中する。
ドキドキでも、言葉はスラスラと出る。

1日に2回公演の、1度目終えた後に演出家の元に。
「もう緊張が半端なくて…」の私の言葉に
「緊張してしまうのは良い事、緊張しない人は良い舞台はできない。往年の大スターの越路吹雪は最後まで緊張でガタガタだったんだよ。」と。
いやいや、越路吹雪様と比較には、あまりにもの格差に笑ってしまうと共に「クスッ」とプチなリラックス。

舞台を楽しむとか、私にはまだまだ遠い遠い話し。
しかしながら、終えた後の充実感
お客様を送り出す際に、嬉しいお言葉をかけて頂けることが、何よりものご褒美。

こうして、こんな立派な劇場の
演劇の舞台に立たせて頂ける事に感謝

さぁ、これからも精進
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