さつまいも農カフェきらら

「マツコの知らない世界」では語りきれなかったさつまいもの世界🍠新潟県小千谷市にある店の裏話、日常、おいしいものなど。

スタッフあべちゃん

2015-09-26 09:45:01 | 農プロデュース リッツ情報!
イベントやツアーにちょこちょこ現れる彼。


(写真奥、手前ペンギン氏)

いきなり現れて、いきなりこき使われるの図(笑)




私の初代家庭教師教え子君あべちゃんです。


私が新潟に来て最初に家庭教師をした男の子
当時中学1年生。
お姉ちゃんが大学受験を目指してて、そのついでに・・・ということもあり



すっごく嫌そうだったね、キミは・・・


しばらく目を見て話してくれることもなく、会話も続かず、嫌われているのかもと悩んだりもしましたが、お姉ちゃんが大学に進学し、二人だけの授業になると少しずつ心を開いてくれて、そのころから私の洗脳が始まりました


私は新潟に来ていろいろな人を洗脳していると言われるけど、代表的な人と言えば・・・


このあべちゃんです


いろんな話をして、いつのまにか家庭教師と教え子くんと言うより、姉弟のような存在になり、落ち込んでいた高校生活から抜け出してほしくて、農大の話をいつもしていて、くだらない話に笑ったり、強引に宮古島に農業実習に行かせたり・・・



私は東京農大に行って本当に良かったと思うから、教え子君にもそう思ってもらいたかったのです。



で、無事東京農大進学


東京に送り出すこと、もしかしたら悪い方向に行くかもしれない・・・
新潟に戻ってきてくれないかもしれない・・・

なーーーーーーーんていう私の心配とは違って、キミは農大での4年間を本当に楽しく過ごしてくれたね

会うたびに表情が明るくなって、仲間が増えて、海外にいったり、実習にいったり、ヒッチハイクをしたり・・・
楽しい大学生活の話を聞くたび、私も嬉しかったです


そして卒業後は

大きな夢を抱いて、上越市のとある農業関係の仕事先に就くことになり、ぎんなん農家で修行もし

いよいよ

青年海外協力隊への夢を抱いて小千谷に帰ってきたのですが




いろいろ事情がありまして

海外行きがなくなり

新事業のスタッフとして一緒にやってくれることになったのです


5年前
あべちゃんの
卒業論文
「ヤマノイモの倍数性変異の解析」
な~んていうしっかりした栽培調査実験したものを読ませていただきました。

あんなに勉強が嫌いだったのに
結果や考察もよくできていて、もっと早く提出していれば何か賞が取れたかもな~んて言ってて立派になったなあなんて思っていたら


卒業論文の最後に「謝辞」というのを書くところがあるんです

そこに

とても嬉しい言葉を書いてくれました


「私に農大に行くきっかけを与え人生を変えてくれた、恩師であり熱帯作物学研究室OGのRさんに深い感謝の意を表して心より御礼申し上げます」


と。
ものすごくじーーーーーーーーーーーんとしました・・・



しっかり

私の名前の漢字を間違えていたけど

けど

けど(しつこい)


そんな風に言ってくれた教え子と5年後にこうして一緒に働くことになるとは

人生わからないものです。。。

生きることに一生懸命だった…という20代半ばだった彼。

かなり面白く壮絶な人生を歩んでいますので
見かけたら時々からんであげてください(笑)

私のヘタレな部分も
泣いて凹んで飲んだくれている姿も
たくさんたくさん見てきたので(笑)

私が案外「ダメダメなやつ」なのもぜーーーーーーんぶ知ってます。

私がダメダメだからこそ


今でも
こうして

いろんな人が手を貸してくれて(無茶ぶり?)

新店舗が少しずつ少しずつ整い始めています。。。


もうすぐ秋一色・・・



さつまいもが毎日食べたくなる季節です!!


みなさん
今年も
さつまいもを愛し続けましょーーーーーーーーーーーーーーーう(すごいまとめ方(笑))

ワタシ、コウシ~さつまいも初新潟大学~

2015-09-26 09:01:52 | ワタシ、講師
私には夢がありました。


ウシを飼って、ブタを飼って、ニワトリを飼って、農業をしながら、動物たちに囲まれ、田舎暮らしを満喫する。

高校生の頃
そんな夢を話したら、友達が
「Rちゃんの夢は叶う気がするよね。
じゃあさ
もしウシを飼ったら、私の名前もつけてね」

って
言ってくれた子がいました

その時決めた名前は
「ユカウシ」

可愛い雌のウシさんには「ユカ」ってつけようって
小さな小さな淡い夢を抱いていました

夢を語り合った10代
夢は夢だけど
叶わない不安より、叶えたい希望が大きい時
夢を夢で終わらせたくない

思い続ければ、いつか絶対叶う

「時間」は有り余るほどあり、その「時間」はずっと続くものだと、いつまでもあるものだと「時間とは長いもの」だと信じる10代



夢を叶える厳しさを感じる20代
夢は夢として
決してなくなったわけではないけれど、目の前にある現実をこなす日々

夢は夢なのかな?
守るべき大切なものができて、先の見えない夢が薄れ、堅実に生きる日々

「時間」はいつの間にかすごい速さで進んでいて、その「時間」は案外あっという間で、そのスピードに飲み込まれ、押し出され「時間とは短いもの」だと知った20代


夢を形にする力を養える30代
夢を夢のままではないけれど
自分色に変える力と技を身につけ、夢の可能性が自分なりに見えてくる時

自分の意思をはっきり持ち、「諦める」ではなく、「できること」「できないこと」を意識の中で区別ができるようになる時

「もう30代」じゃなく「まだ30代」

年を重ねる大切さを知り、その時を「懸命に生きる」大切さを知る。

20代、30代で自分の中の可能性と、才能を見つけたら

それを足し算ではなく、掛け算していこう
そうすれば
きっと想いも可能性も倍増するかな。

「時間」は限りあるものだと知り、できることへの限界も知るけど、できることの大きさも知る。「時間とは現実的な人生を向き合える大切なもの」だとわかる30代

そして
37歳


40代、50代、60代と年を重ねる楽しみを倍増させるために踏み出した一歩の年。

「しわが増えたね」と言われても
にっこり笑って
「私の人生の笑いジワですから」と答えられる余裕を持ちたい

自分の人生を振り返るのもいいことです。




そんな


時間をいただきました






新潟大学農学部サテライト授業の講師をさせていただきましたーーーーーーーーーーーーーーー

「子牛」じゃなくて「講師」
前ブログでも書いたタイトル継続ですみません


何気に初めて入る新潟大学

中には
ナウでヤングな生徒たち(死語)

さつまいものことしか語れない私で大丈夫
エグザイルが何人いるとか、NEWSと関ジャニ、どっちがどっちとか、全然わかんないのよ、ワタシ

そんな


一人


動揺を


しながらの1時間20分。。。

こんなにたくさんいるとダルダルになっちゃうかなーーーと思ったけど

最後の最後まで顔をしっかり前に向けて話を聞いてくれてありがとう





私の人生の岐路は高校1年生の15歳

冬休みに書いた「私の夢」

その中でもう農業をしたいって書いてあったこと

みなさんも
たくさんたくさん夢を持ってください

たくさんたくさん夢を語ってください

たくさんたくさん悩んでください


そういいながらも

私のつたない語彙力、会話力だけでは伝えきれないものはすべて画像で訴える!!!!!!!


そして
何より・・・

みんなが画面に集中!!!!!!

イコール

私の顔を見てなーーーーーーーーーい(そこ??)


これ!!!!!
ここがいい!!!!
ここが最高!!!!

ワタシ
何回もこういうのやらせてもらってるくせに、全員に見つめられちゃうと・・・







真っ赤になっちゃう






一生懸命
「えーーーー画面のとおり」
とか
「こちらの言葉はーーーー」
なんていいながら

私の顔から視線をずらしてもらうように努力しています・・・(そんなんでいいのかーーーーー


今回は起業してから最初の講師のお仕事☆

まだまだ悩んだり、迷ったり、立ち止まったりしているけど
自分が言葉にしたことで
自分との約束になって
自覚になって

まだまだこれから!頑張らなきゃーーーーーーーー!!って思います。



さーーーーーーーーーーー
言ってしまったからには、自分の言葉に責任を持たなきゃね

「さつまいもばあちゃんと呼ばれたい」
なんて
言っちゃったし



調子に乗って

「金のシャチホコのような金のさつまいもを飾りたい」
も言っちゃったし(かなり本気ですよーーーー

若い学生の前で自分のことを語らせていただくという

貴重な一日を与えていただき、本当にありがとうございましたーーーーーーーーー