さつまいも農カフェきらら

「マツコの知らない世界」では語りきれなかったさつまいもの世界🍠新潟県小千谷市にある店の裏話、日常、おいしいものなど。

「カフェのオーナーでもいいんじゃない」

2019-05-12 09:41:32 | 新潟県青年農業士会
昨日
デートに来てくれたルレクチェ農家の農業士さん


3年前に
私に嬉しい言葉を言ってくれた方なんです


ちょうど
昨日は柏崎で講演会があって

ランチのあと
ばびゅーーーーーーーんといって

ばびゅーーーーーーーんともどって来た日☆

なんだか
3年前を思い出しました




青年農業士の総会のとき


「この間の講演会を聞いていて
一言だけ言いたいことがあるんだけどさ」

そう
突然言われて
正直
ビビりました



講演会って一方的に話しているから
聴いている相手がどう思っているかわからない・・・

もしかして
「おめーーーなにいってらんだて」
とか
「農業士たるものそんなんじゃだめだこて」
とか
そんな

ダメだし

くるのかな・・・



なんて思っていたら



「カフェのオーナーになっちゃったんだねって言われるのが悲しいって言っていたけどさ
オレはその逆だな。

10年間も農業界にいて
俺たちの目線の仕事をしていたからこそわかることを
農産物の販売の道で生かして

俺たちの気持ちがわかってくれている人が営業して
その道で成功してくれれば

それが
新しいモデルケースになると思うんだよ

カフェのオーナーだっていいんじゃない。
オレは期待しているよ」



じーーーーーーーーーーーーーーーーーーんと

しました。

農業界にいたからこそわかることを販売の道で生かしたい

農家に寄り添った販路を作って、「販売」「営業」の部分でお手伝いしていきたい。

それを
表現する場所が
「お店」だったのです。

でも
「農家」
って
現場作業してナンボ

汗水流して働いてナンボ
その苦労もわかっているからこそ

「売る」だけの道を選んだように
思われてしまっていた起業当時


会社を辞めるとき

私は
悩みに悩みまくっていて

辞めたくないけど

この先の将来に

自分がいないかも知れなくて
でも


会社を辞めたら

この場所に
自分がいないかもしれない

いや
農業界にもういられないかもしれない

と思ったら
ものすごく苦しくて

農業士の総会を途中退席していていました。

それから一年後の総会で

こんなセリフを言ってもらえて

本当に
幸せだなあと思いました。


それくらい

一般人からしたら

簡単にはなれない世界=青年農業士

だったんです。

青年農業士を辞めるタイミングは
認定後10年

40歳
あとは
任意



もしくは






独身じゃなくなったとき


だったりして(笑)

彼と私は同い年

今年
一緒に卒業かな^^

そんな気分になったほっこりDAYでした☆