RIZING スタッフBLOG

PA現場日記、機材紹介、通販速報!
音響屋目線ブログ。

歌謡発表会

2007年10月30日 | 現場
おはようございます。
先週末は、土屋が1週間かけて、みっちり編集したカラオケ音源の出番・・・
歌謡教室の発表会の現場でした。

当日仕込み。もちろん、小屋は9:00開錠・・・早くても8:50です。
down
かんたんなサウンドチェックを含めたリハ10:00より。
down
開場、10:45
down
開演、11:15

の、強行スケジュール・・・果たして、搬入~SPチューニングまで10:00までに、終わるのか!?
で、

卓周り機材はたくさんあります。
音源は、CD/MD/CTR
再生用と、チェック用、頭だし用・・・
バンドイベントより、ラック系たくさんあります。
スピーカーも、もちろんボックスタイプ。
8:30より、搬入口前に機材を溜めて準備は完璧peace
大体、音が出るまで40分弱くらいかな~と経験を元に予測。
しかし、今回のPAチームのとりあえずの音出し目標は30分以内!・・・
記録へチャレンジです!
扉が開き、仕込みスタート!!!



・・・・・・・



もちろん、この間の写真はありません。
みんなが必死でした!秋ですが、汗だくでした!!

音だしチェックは9:35zzz目標より5分、下がってしまいました。。
でも、おそらく新記録です。
目標が高すぎたことにしておきます。

卓は、VENICE160
先ずは、モニターチェックです。表は使い慣れたXa-2でしたので、本番が始まってからでも、十分間に合います。
今回も、この夏、ロックフェスではモニターとして大活躍のZX-5をフットに使いました。
サイドフィル、これも使い慣れたZX-4を使いました。
チューニングを終えて、先生に歌ってもらった後の一言・・・・・「硬い」
あちゃー、スピーカー選択間違ったかな・・・ase
再び、グラフィックで硬い要素あたりを可能な限りカット。
で、もう1回・・・
「やっぱり硬い」
EVはカラオケには合わねーか!?BOSEかサウンドキングあたりにしておけば良かった・・と、一瞬思いましたが、表の音も同時にしっかり出して、低音もそこそこ鳴らして、
さらにもう1回。
・・・・・・・・
3度目の正直、okを頂きました。

最近のカラオケ界はロックより繊細です。
耳が良いと言うか・・・感覚での話になると思うのですが、普段練習している環境をこの間口10間(18m)の舞台でも再現しなければならない。繊細です。

リハはこれで終了!
表は、本番の出だしで仕上げます。
ばたばた、当日持ち込み分の音源を整理して、トランシーバーつけて・・・
あっという間に本番!です。
開会のMC

そして、オープニングの太鼓

で、本編のカラオケとなるのですが、写真はこれで終わりです。
(デジカメ・・・バッテリー切れ・・・情けない・・・)


本番。
オケ叩きも曲順も、ほぼノーミス!
無事終了しました!

今回、メインスピーカーのXa-2、カラオケにはどうかな・・・?っと、正直なところ思って本番に望みました。しかし、こいつは仕込みに時間がかからない。
仕込みに時間がなくっても、音質を求められる現場に勝負できるのはこいつ!(Xa-2)しかない!!と判断、思い切って使って見ました。
その結果、

「ばっちり=GOOD SOUND」でした。

大体が、DJとかロック向きのスピーカーですからね・・・ちょっと、元気が良すぎて、程よい低域と艶やかな高域を作るのに、ちょっと時間がかかりましたが、チューニング次第では、マルチに使えそうな気も新たにしてきました!今回も得るものがありました。


バラシの時に出演者の方から、
「音響さん、良かったー」
「歌いやすかった」
と、たくさん声をかけて頂きました!
いやー、疲れが吹っ飛びますね。
まだまだ、良い音だしますよ~!と気合も乗ります。

川野教室のみなさま、ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。


今週末も、いろいろあります。
秋現場も、あともう一息。
乗り切りますよー。

では、また。