Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

メインセイルが上がりきらない

2020年09月14日 | メンテナンス・修理
先日(8/22)、初めてのセイリングを家族で行った際の報告で「何箇所か調整する必要がある」と申し上げましたが、一番が「メイン・セイル」をトップまで上げられないと云う事です。
定置網エリアを抜けたところで、家内と娘にメイン・セイルを上げるように指示したのですが、ウインチを力一杯回してもマストトップまで上がらず、きれいなセイルカーブを作れず、風をきれいに流せない状態です。
マリーナに帰港して上架した後に、隣のベテラン・オーナーであるFさんに相談したところ「セイルの伸び・縮みはあり得る事」でセイル・メーカーへの相談する事を勧められました。
早速、お世話になっているノース・セールさんに相談し、調べて貰うため現物を送りました。
設計上のセイル・プランは下記の通りです。



私が実測したところリーフが9.13m、フットが3.28mだったので、設計上のセイル・プランに比べ、リーフで△32㎝、フットで△10㎝と縮んでいる事が判明しました。
之では、メイン・セイルが袋状になり、如何にフルバテンでもきれいなセイルカーブは出来ません。
ボルト・ロープを入れ替える方法で修理できますが、セイル自体の伸び・縮みもあるだろうから、根本的な解決は難しいと思われます。
船歴も24年弱になり、経年劣化を考えると、作り替えるのも選択肢の一つと考えています。
その場合、セイル・プランサイズの通りとし、フットはルーズに変更、フット・ボルト ロープの影響を極力避け、雨水等の排水も容易に出来るように改良するつもりです。
問題はバテンで、現在はフルバテンですがセイル・メーカーからはレギュラー・バテンで提案が来ています。
理由は、セイル全体の重量が軽くなり、シングル・ハンドでの取扱が楽で値段が安く上がると云う点です。
スタック・バッグへの収まりもスムーズに出来るとメーカーは云っています。
確かに微風ではフルバテンの方がセイルのバタつきも少なく、セイル・カーブも楽に出せるのですが、それほど繊細なセイル・コントロールを必要としていないので、レギュラー・バテンでも良いかと考えています。
来年の4月にマリーナが営業開始する迄に新しいセイルが出来てくる予定です。



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