生前整理に対して、死後行われるモノの整理は、「遺品整理」と呼ばれます。遺品整理を専門の業者に依頼した場合、例えば1DKで5万円前後、3LDKで20万円前後といった金額がかかります。かといって、遺族自身が作業するにも大変な手間になりますし、粗大ゴミの処分にもある程度の費用はかかります。
早めにモノの生前整理をしておくことで、死後の遺族にかける負担や費用を減らすことができる上に、価値のあるものを売っておけば、その分プラスにできることもあります。
モノを減らせば広い家に住む必要もなくなり、思い切ってコンパクトな住居に引っ越すという選択肢を選ぶことも可能になってくるでしょう。
- モノを減らすためのコツ
- 一定期間 (例えば1年などと自身ではっきり決める) 使っておらず、思い入れのないものを処分しましょう。一度に全てやろうとしても難しいので、この部屋だけ、寝具だけ、冬物衣類だけ、など絞り込んで実行していきます。すると気持ちが楽になり、終わるたびに達成感も味わえます。
- 片付けの際に、思い入れのあるもの、価値の高そうなものを見つけたら、あらかじめ決めておいた保管スペースに移しておきましょう。子供に残したいものは、あらかじめ渡しておいたり、どんな品があるのか伝えておいたりします。
- 今はフリマサービスを使っての個人間売買もしやすいため、価値のあるものは直接売ってしまうという手段もとれます。フリマサービスの「メルカリ」によると、2018年度の平均月間売上額が一番多かったのは60代以上とか。 (60代以上の) 男性では「PC・タブレット」「ゴルフ」「時計」の売上額、女性は「バッグ」「浴衣・着物」「食器」の売上額が上位となっているそうです。
- モノを減らすためのコツ (まとめ)
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- 一定期間使っていないモノは処分しよう (思い入れのあるものは別)
- 片付ける場所や種類を限定し、無理なく始めよう
- 大切なモノを保管するスペースを決めておこう
- 価値のあるモノは自分で直接売ってしまうのもあり
そんな訳で物をどんどん減らしている今日、この頃。
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