さよならクロネコ

『ピンポーン♪宅急便で～す。』とインターホンが鳴ったのでハンコを押して品物を受け取ると頼んだ覚えのないAMAZONからの品物。？？？っと思いながら宛名をよく見ると部屋番号は合っているが、これは隣のマンションではないか！ここ数日、立て続けにウチに配達があったので部屋番号だけを見てまたこの通販生活な家に違いないと思い込んだのだろう。
慌てて外に出て下を見ると配送の兄さんがいたので大声で呼び止める。
（俺）【これ、ウチのじゃないよー】
（黒猫)『すみませーん、そこから投げ落としてください！』
（俺)【ええ～！！だめじゃーん、壊れちゃうよっ】(ウチは3階)
（黒猫)『大丈夫ですよ！！』っと両手を広げている。
お客から預かった荷物を、このドアホがっ！っと思いつつ下まで持っていって渡したんだけど、あの兄ちゃん大丈夫かね？